東大英語 第4問A(英文法正誤)2021年解説 実況中継

東大4A正誤問題というと、多くの東大受験生が「捨て問」にされています。
ですが、高得点合格者の多くは、この4Aに割り当てられている10点をきっちり取りに行っています。
苦手意識を持たれる方が多いのは、きちんとした対策を取っていないからです。

4Aは文法問題だと称されることが多いと思いますが、私は英作文+読解問題だと考えています。
英作文の解説記事でも申し上げるつもりですが、短時間で「正確な」英文を書くためには、英文の「点検項目」を明確化し、日頃から自分が書いた英文をチェックしているかが合格ポイントになります。
実のところ、4A正誤問題は、そうした英作文における「点検項目」の延長線上に位置しています。

また、1B文挿入で大意をスピーディーに把握する訓練を積んでいる方にとって、4Aの長文量は3〜4分で処理できるものであり、さほど労することなく得点できるサービス問題になっています(ただし、直近数年の4A長文はだいぶ歯ごたえのあるものになっています)。
4Aに極度の苦手意識を持たれている方は、1Bや2といった他の設問でも苦戦されている可能性もあるのです。

とはいえ、ただ単に分析力を上げてくださいね、総合力を上げてくださいねというアドバイスでは、ただでさえ時間が足りない受験生には酷でしょうから、本解説では、高得点合格者の目の付け所について詳述したいと思います。

【東大正誤の鉄則】4Aを捨て問にしようか悩んでいる、そこのあなた!実はコツがありますよ!

  • 3つ取れ!
    3問はスピーディーに取れる問題があります。
    難易度順に並んでいるわけではありませんから、過去問分析から目の付け所をテンプレ化してください。
    人間が解ける問題なら、あなたにも解けます。
  • 修正箇所は意外にシンプルだから過度に怯えるな!
    正しい英語長文が元々あって、それを東大教授がちょこっといじっているだけですから、私大のように正誤問題のためだけに無理して作られた短文とは異なり、シンプルに解けることが圧倒的に多いのです。
  • 文章自体は面白い
    正誤問題として解くだけではなく、ぜひ多読用にも活用してみてください。
    言語学のスペシャリストが作成されている東大英語は、全大問余すとこなく活用しましょう。
    言語関連の文章も多く、長文からエッセンスを吸収した受験生には、2020年に話題となった「言語が人を操るのか、人が言語を操るのか」という英作文問題の書くネタも思い付きやすかったかもしれません。

【2021-4A所感】来たる2022〜2023に比べれば、なんとも読みやすい文章です・・

2022年度入試は、多くの大問で東大側が本気を出した年でありました。
共通テスト数学の超難化にはじまり、二次試験でも全教科えげつない問題が出題されましたので合格最低点が数十点落ちた伝説の年だとも言われています。

東大足切りライン考察に役立つデータ集

4Aも例外ではありません。
2022年以降、抽象度の高い長文が出されるようになった4Aにあって、今回扱う2021年度は読みやすい文章が題材に選ばれた最後の年でもありました。
とはいえ、このレベルの文章でも意外に点数を取れていない受験生が多くいます。
高得点を取れる受験生がいる一方で、4Aで全く点数を取れない受験生がいるのはなぜでしょうか。
それは、目の付け所が違うからです。
本稿を通じて、ぜひ、その極意をマスターしてください。併せて、2022年度〜2023年度4A実況中継解説も参照すると学びが大きいことでしょう。

東大英語 第4問A(英文法正誤)制覇の極意(2023年実況中継)

東大英語 第4問A(英文法正誤)2022年実況中継

それでは、設問(21)〜(25)の5つの問題を前にして、高得点合格者達はどのような思考プロセスで解いていったのか実況中継風に解説していきたいと思います!

【設問別実況中継】設問の解説だけに終わらない! しっかり学んで4Aを得意にしよう!

設問(21)2021〜2023と3年連続で文意に絡む設問が初っ端で登場!<文意(語法)>

誤った選択肢は(e)

But some say that before we domesticated any of them, we first (e)had little 削除 to domesticate ourselves.

本問は、2021年度4Aで苦戦した受験生の多い一問です。
一読したときに、明らかな間違いが見つけられなかった受験生も多いことでしょう。
入試では難易度順に設問が並んでいるわけではないので、悩んだら一旦飛ばして、確実に取れる問題を取りこぼさないようにする姿勢も合格ポイントです。
その上で、本問についてみていくとしましょう。

まず、語法知識から攻めてみると、東大4Aでは動詞の語法絡みで設問がつくられることが多いことは、他年度の敬天塾過去問実況中継でも詳述しているところです。
この点、設問(21)では、下線部(a)〜(e)のいずれにも動詞が含まれているので、この時点で、動詞の語法や時制あたりの知識を問うているのだと推察しました。

そうして、各下線部の動詞群を概観していくと、すぐに下線部(e)のhad little toという見慣れぬ表現に目が止まりました。
我々が高校で学ぶ程度の熟語知識で、have ●● to関連の語句といえば、「have something to do with(〜と関係がある)」の派生で、have nothing to do withhave little to do withあたりに限られてくるはずでしょう。
have little toというのは正直見たことがありません。
また、文法的にも、littleto不定詞以下の動詞の目的語となっていなければおかしいところ、domesticate ourselvesで完結しており、littledomesticateの目的語として入り込む余地がないわけです。
この点からして、下線部(e)が誤答だとも評価できましょう。

ですが、このような語法知識を説明されたところで、「知らなきゃ解けない問題なのかよ、実況中継というからには、もっと本格的な解説をしろよ」と思われた受験生もいらっしゃるかもしれません。
そこで、文脈から捉える解法もご紹介いたします。
既に申し上げたように今年度の問題は、2022〜2023に比べれば「ダントツ」に読みやすい文章ですので、この程度は速読してもらいたいところです。
仮に残り時間の関係で、本文全体を読む時間がなかったとしても、せめて下線を含む一文はちゃんと読むべきです。

下線部(e)を含む一文を概観してみると、before we domesticated any of them(動物たちを家畜化する「前に」)、we first had little to domesticate ourselves(我々はまず自分たち自身を家畜化することはほとんどない?)となっていますね。
ですが、これでは、正直何を言っているか全くわかりません。
動物たちを家畜化する「前」にやることがあると言っているわけですから、littlenotに近いニュアンスを出してしまっては、結局やることは何もないと言っていることとなり、論理的におかしな話となってしまいます。
なお、notに近い意味を持つ、littleseldomといった準否定や否定の副詞の語句については東大4Aで頻出なので、しっかりと確認をしておきましょう(2023実況中継設問(23)の解説参照)。

話を戻すとします。
仮に下線部(e)でlittleを温存したとしても、次の段落に視点をうつすと、第2段落冒頭でいきなりthe idea of human domesticationと出てきます。
つまり、人間を家畜化すると言っているわけです。
1B文挿入の実況中継でも述べた通り、段落同士は密接に連関しているのが常なわけですから、howeverなどの逆接の接続詞も登場していないなか、いきなり話の流れが180度転換することは原則ありえません。
このことからしても、第1段落の最後で、domesticate ourselveslittleで否定することは文脈上も不適だと評価できるわけです。

以上、ざっと書いてみましたが、この空所(21)は、2021年度の4Aの中では、空所(25)とともに気付きづらい選択肢であったかもしれません。
このような問題に本番で出くわしたら、一旦、別の選択肢を先に吟味する駆け引きも重要です。
冷静さを維持できた人が、事務処理能力テストと揶揄されることの多い東大英語で勝利できることを肝に銘じなければなりません。

ちなみに、2023年4A(21)の難易度も高かったです。
最初の設問に難問を投下して受験生の冷静な思考を奪おうとするのが、近年の東大英語部会の戦略なのかもしれません。
やはり、こうした時ほど、冷静に、取れる問題から、キッチリ得点していくことを心がけたいものです。
時間制約の厳しい東大英語だからこそ、「1分で1点を稼ぐ」スタンスを貫きましょう!

設問(22)出ました!東大頻出の並列・比較のパターン!!<並列/比較関係> 

誤った選択肢は(d)

(c)Not only could this explain some long-standing mysterie − (d)but also 削除including why our brains are strangely smaller than those of our Stonee Age ancestors − (中略)

東大頻出の並列・比較パターンの登場です。
本年度は、設問(24)でも並列・比較の視点が問われています。
その他の年では、2014年(1)・2010年(3)・2009年(5)・2008年(1)・2005年(3)でも出題されています。
この手の問題は、慣れてくると「秒」で正誤判定することもできるようになるので、ぜひ過去問探究を通じて切り口を学びましょう!

【よく出る切り口】

①  相関接続詞を用いて、品詞の不一致を判別させるパターン

相関接続詞とはなんとも仰々しい響きの文法用語ですが、

either A or B
neither A nor B
both A and B
between A and B
not only A but also B
not A but B

のような対をなす語句を繋ぎ合わせる構文のことです。

andorなどに絡んだ構文解釈でも学ばれたと思いますが、
andorで結びつけるものは同品詞や文法上の機能が同じであるもの同士であることが大原則です。
たとえば、
both English and Japaneseや、neither drink nor smokeや、not only beautiful but also smartといった具合に、名詞と名詞、動詞と動詞、形容詞と形容詞といった具合に、同種のものを結びつけるのが大原則なのです。

 

② 比較級がらみの知識を問うパターン

as〜as〜thanといった比較級は中学で学ぶこともあり、私達には馴染み深い文法項目です。
ですが、than2番目のasが接続詞だということ、比較対象も同種でなければならないという基本事項を英作文でも意外にド忘れする人が多く、しばしば減点の憂き目をみることになっています。

接続詞という点についていえば、I am smarter than Tom.とあった場合、元々の文が、I am smarter than Tom is smartだったことをきちんと理解しているでしょうか。
重複しているis smartを省略しているに過ぎないわけです。
You are as old as Ken.という文章も同様です。
元々は、You are as old as Ken is old.を省略した形に過ぎません。

比較対象が同種という点については、The population of Tokyo is larger than that of Sapporo.という類の例文を文法問題集で見かけたことがあると思います。
「東京の人口」と比べられるのは、「札幌の人口」なので、that of Sapporoとしなくてはいけないわけです。
体重を比べたければ、互いの体重が比較対象になるのであって、「私の体重はあなたの年齢よりも重い」というのは、同種のものを比較する原則から外れてしまっているわけですね。

さらに言えば、比較対象が不明瞭になっているケースも正誤問題で散見されます。
本年度の設問(24)が好例です。

では、以上をもとに、本問について見ていくとしましょう。
まずは、いつものように下線部を含む一文をチェックすると、not only〜but alsoの相関接続詞が見つかりますね。
その瞬間に、品詞の不揃いがないかどうかを「瞬時に」確かめなければなりません。
それが、高得点合格者に備わる「王者の視点」です。

並列・比較の視点に気づいたのちに、今度は品詞の不揃いの有無をチェックです。
Not only could this explainと倒置にはなっていますが、元の形に戻せばThis could not only explain〜となりそうですね。
ともなれば、but also以下は動詞の原形が来るのが原則であるところ、下線部(d)ではincluding〜と来ています。
この時点で、「おや?」と思わなくてはいけません。

さらには、下線部(d)の直前にはダッシュ「ー」が書かれていますね。
日本人の英語学習者には馴染みの薄い記号かもしれませんが、本来は直前部のわかりづらい語句を補足説明をしたい時などに用いるものであり、
not only A but also Bという並列関係の真ん中に亀裂を入れる形で、「not only A ー but also B」と用いる例はあまりに不自然です。

この点、but alsoを削除したら、not onlyが浮いてしまわないかと思われるかもしれませんが、下線部(d)の後ろのダッシュ以降でしっかり説明されていますので、問題はありません。大切なのは、この下線部(d)がダッシュとダッシュで挟まれたゾーンに存在していることに目を向けられたのか、そして、相関接続詞において同種の品詞同士を並列させるという原則をきちんと理解できていたのかという2点なのです。

言われてみれば、「たしかに!」と思われた方も多いと思います。
そうであるなら、東大側の作問意図や作問切り口を敬天塾の実況中継解説でしっかり習熟していただければ最速1日で4A正誤問題はマスターできるものと思います。
ぜひ、安易に捨て問にすることなく、しっかりガッツリ点数を4Aでももぎ取ってください。

設問(23)これは瞬殺で正誤判断すべきサービス問題です!<動詞(語法)>

誤った選択肢は(c)

In each new generation, he chose the most cooperative animals and (c)encouraged them to mating mate.

本問は、できれば瞬殺で片付けたかった一問です。
東大4Aで最頻出である「動詞の語法」に対しては、どのような切り口で東大が問うてくるのかを情報整理しなければなりません。
代表的なものを以下のリンクでご案内しておりますので、併せてご参照ください。

(動詞関連の正誤問題チェックリスト)

2023年度4A実況中継(22)と(24)の解説参照。

東大英語 第4問A(英文法正誤)制覇の極意(2023年実況中継)

その上でですが、「encourage〜to 動詞の原形」というのは超基本事項です。
ただ、これで終わらせては学習効果がなくなってしまいます。
to不定詞の後ろには動詞の原形が大原則ですが、toの後ろに〜ingが来る例外パターンが何か即答できますか?
また、to不定詞が省略されるパターンに何があるのか瞬時に思い浮かべることはできましたか。

本問に正解したか否かは正直どうでもよく、本問から何を学び取り、どのように初めて目にする問題と対峙していけばよいのか策を練ることが重要なのです。
何問正解したかどうかは、本番でのみ意味をなすものであり、練習段階において全問正解したとか全問不正解だったとかは、一喜一憂する価値もないことです。
大切なのは、過去問から何を学び取るかにあります。
この点を意識せず、機械的に過去問を5周〜10周したところで、たいして「得点力」は身につきません。
これは、4A正誤問題に限らず、全教科的に言えることです。
過去問をただまわすだけなら、どの東大受験生もやっていますが、高得点合格者は過去問の活かし方が違うのです。

 

それでは、ざっくりと+αの知識についてみていくとしましょう。

●toのうしろに〜ingが来るパターンの一例(toが純粋な前置詞として機能しているパターン)

look forward to〜ing / object to〜ing / be used to〜ing / be accustomed to〜ing / be opposed to〜ing

with a view to〜ing / What do you say to〜ing / be devoted to〜ing / prior to〜ing / contribute to〜ingなど

●toが省略されるパターンの一例

make・have・let使役動詞 / see・hearなどの知覚動詞

設問(24)これもサービス問題! 過去問探究をした人は報われる1問です!<並列/比較関係>

誤った選択肢は(c)

Rabbits, dogs, and pigs often have patches of white hair and folded ears, for instance,

and their brains (c)are generally smaller like than those of their wild relatives.

本年度の設問(22)につづき、「並列/比較関係」がここでも問われました。
詳細については、設問(22)の解説に委ねますが、比較級が文章の中で登場した場合、常に「何と比べているのか」を考えるようにしてください。
常に対象が明示されているとは限りませんが、たいていは、比較対象が明記されています。
その際に重要な指標となるのがthanです。
本問では、smallerという比較級が登場しているにもかかわらず、thanの代わりにlikeが直後に来ています。
ですが、これでは、何と比べてsmallなのかがわかりません。
後続の文を読んでも比較対象はわかりませんので、このままでは、比較級そのものが浮いてしまいます。

比較の視点は、特に論説文を読むに際して重要な指標になります。
論説文では、しばしば何かと何かを比べることで、自説の素晴らしさや主要な論点を強調する文章構成が取られていますので、比較級は持ってこいなのです。
HoweverやOn the other handといったディスコースマーカーには目を配る受験生でも、比較級については深く考えずに読んでいる方が意外に多いので、ぜひ意識をしてみましょう。

設問(25)基本的な単語ほど奥深いことを再認識させてくれる一問です!<動詞(語法)>

誤った選択肢は(d)

And like many domesticated species, young humans (d)are also programmed to learn learn from their peers for an unusually long time.

設問(23)に続いて、動詞にフォーカスをあてた出題でした。
動詞は文章の要ですから、真っ先に注意を払わねばならない品詞です。
ぜひ、他年度の東大過去問実況中継解説も参照し、目の付け所を体得してください。

さて、本問はlearnの語法が問われた問題でした。
learnと言えば中学1年で学ぶような基本単語ですが、東大教授は「本当に、あなたは基本単語のことをわかっていますか?」と問うているわけです。
東大は第5問物語文や、4B英文和訳でもしばしば基本動詞の多義性や語法について問うてきています。
東大受験生ともなると、TOEFLや英検1級で出されるような難しい英単語の暗記に勤しむ方も多くいらっしゃいますが、東大がそうしたハイレベルな単語知識を問うてくることは滅多にありません

むしろ、誰もが知っている英単語の意外な意味について頻繁に問うてきているのです。
この点を理解しないまま、いたずらに語彙数を増やしたところで、東大英語では意外に報われません。
映像授業でもご紹介したような『英語表現WORD SENSE』『イメージでわかる単語帳』といった単語帳のほうが、東大受験向きだと言えましょう。

learnといいますと、learn English, learn a useful lesson, learn cooking, learn how to swimといったように、学びたい内容を直接の目的語に持ってきますよね。
ですが、下線部(d)ではtheir peers(仲間)という人がきています。
わかりやすくいうと、learn Tomといったように直接「人」を目的語に持ってくる表現を聞いたことがあるか思い起こして欲しいんです。
実際、learnのうしろに人がくることはまずなく、持ってきたければ、fromを介在させる必要があります。たとえば、learn English from Tomのようにです。
learnは他動詞だから問題ないと性急に判断した受験生を蹴落そうという意図が本問には込められています。
自動詞か他動詞かの分類はもちろん大切ではありますが、それだけではないんだよと、東大教授は仰っているわけですね。
とはいえ、限られた時間制約のなかで、意外に気付けなかった方も多かったと思います。
個人的には、本年度の4Aのなかで、この設問(25)が最も解きづらかったのではないかと推察しています。

 

 

いかがでしたでしょうか。東大4Aは、コツをつかめば、ほんのちょっとの労力で3問は確実に正解できる「おいしい」問題です。
今年度の問題で言えば、(22)(23)(24)は瞬時に気づいて欲しかった設問でした。
ぜひ、過去問探究や敬天塾の映像授業などを通じて、ノウハウを学び取っていただき、東大英語で高得点を奪取していただければ、この上ない幸せです。

(編集後記)

なお、蛇足ではあるが、東京大学が4A正誤問題を出題し続ける理由について私見を述べたい。
昨今、センター試験が廃止され共通テストに移行したことに伴い、共通テストでは語法や文法問題が出されなくなった。
それに伴い、東大側としては、受験生の語法知識や文法知識を二次試験で問う必要性を以前にもまして強く感じているのかもしれない。

東大教養学部の内部資料で、正確な訳読の重要性や正確な構文解釈力の必要性について教授陣が寄稿していたが、これは、英語は不正確な文法知識でも堂々と話せればOKという風潮が広がっていることへの警戒感の表れのようにも思えてならない。
会話においては、こちらの表情やジェスチャーから、相手がこちらの意図を汲み取ってくれることもあるだろうが、ペーパーテストや研究論文においては、書かれているものが全てである。
稚拙な文法ミスやスペルミスを犯そうものなら、内容以前に、本文すら読まれないこともありうる。
そうした危険性を排するためにも、ちゃんと文法のお勉強もしてくださいねと東大側は入試問題を通じて受験生に訴え続けているのかもしれない。

【さらに深く学びたい方のために】

敬天塾では、さらに深く学びたい方、本格的に東大対策をしたい方のために、映像授業や、補足資料などをご購入いただけます。
ご興味頂いたかたは、以下のリンクからどうぞご利用下さい。

映像授業【東大英語 第4問A 英文法正誤】

【過去の年度】

東大英語 第4問A(英文法正誤)制覇の極意(2023年実況中継)

東大英語 第4問B(英文和訳)2022年実況中継


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)