2026年東大文系数学(第2問)・理系(第2問)入試問題の解答(答案例)・解説

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2026年 東京大学数学 文系第2問・理系(第2問)

三角形をなす条件は絶対覚えろ!

3点を選んで三角形をなす条件がでましたね。東大の過去問でもたびたび見かけます。
過去問をしっかり取り組んでいる人ならば即答でしょうが、そうでない人は「えっと、三角形になるってことは・・・」と考えるところからスタートになります。時間もかかるし、間違える可能性もあります。こうやって時間も点数も差がついていくわけですから、基礎は大事ですね。

一方、今年の第4問なんかは難しくて、後半なんかはほとんど誰も解けないでしょう。
後半が解けちゃうような数学超得意な人だけに関わる話で、大半の受験生には無関係です。つまり合否にあまり影響がない。と考えると、結局合否を分けるのは、基礎なんだよな~、と考え直した1問でした。

さて、余談が過ぎましたので、本題へ。
3点が三角形をなすためには「①3点がどれも重ならない(同一の点にならない)」かつ「②同一直線上に並ばない」です。①かつ②を満たさなければなりません。

今回の問題は、3n個の点から3つ選んで確率を求める問題ですが、普通にnCrを使って点を選べば、同一の点を選んでしまうことは避けられます。つまり①に関しては、気にしなくてよいので、「②の同一直線上に並ばない」だけがこの問題で考えるべき要件ですね。

(1)たて、よこ、ななめ

求めるのは「三角形をなす条件」ですが、上述したとおり「同一直線上にならばない」のが条件です。同一直線上に並ばない場合を一つ一つ数えても良いですが、同一直線上に並ぶ場合を数えた方が圧倒的に早いので、素直に余事象を取りましょう。

では、つぎに横3×縦5の格子点(x座標もy座標も整数の点)に、直線を引いていきます。
ここはシンプルに「たて、よこ、ななめ」の3パターンに場合分けして数えていけば、もれなく数えられるでしょう。(他の分け方もあります)

横(x軸平行)に引いた直線に3点が並ぶ場合は5通り、縦(y軸平行)は1本につき5C3通りでその3倍、斜めは傾きが±1と±2の4本があります。傾き±2の直線を忘れないようにしましょう。
数えれば43通りになります。(あとは手書きの解説参照)

(2)斜めの本数を間違えないように

(2)もほぼ(1)と同じです
余事象をとって、たてよこななめに場合分けして数えればOKです。方針で迷わなくて済む分、楽ですね。

横(x軸平行)は2m本、縦は1本につき2mC3本で3本引けるからその3倍。ここまでは簡単です。
この問題が難しいのはここから。斜めをどう数えるかで手こずるでしょう。
(1)で行ったように、傾きを利用するのがスタンダードでしょう。

このような場合、傾きをkとおいて、直線が引ける数を数え、Σをとるのが楽です。
傾きkの直線が引ける本数を求めてΣの中身にして、kの最小値と最大値(傾きの最小値と最大値)を求めてΣの上下に書き込めばお終いです。

傾きで場合分けをするということも考えられますが、傾き1のとき○○本、傾き2の時〇〇本・・・とやっていくと、結局これ自体が数列になっていることに気づくと思います。これがΣの中身に相当するので、やはり始めから傾きをkとおいてしまった方が早いのです。

あとは計算して終わり、ということで細かいところはいつも通り手書きの解説をご覧ください。

 

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