2026年東大文系数学(第1問)入試問題の解答(答案例)・解説
2026年 東京大学数学 文系第1問

全体の構成を瞬時に読み取ろう
文字の数と、等式の本数を見極めよう
今年1番簡単だった問題です。
2次関数が与えられていて、kとαとβの3種類が登場します。
そこへ、頂点の座標が指定されていますから、これで等式が2本得られます。例えば「頂点のx座標=ー3」と「頂点のy座標=1」の2本を立てれば良いでしょう。ちなみに、他にも等式の得方がありまして、ベストアンサーはそっちです。ちょっと変わったやり方かなと思いますが色々な方法をインプットするには良いですね。(手書きの解説参照)
この等式を利用すると、kαβの3文字のうち2文字を消して、1文字だけ残すことができるようになります。どの文字を残すかは、出てきた式の形によって変わりますから、その場で考えながら判断することになります。
この判断に関しては、(後述しますが)不等式の計算をしているときに、kを残すのが計算しやすそうだというのが判明します。
不等式で定義域を求めよう
次に、不等式をいじって、最後に残す文字の定義域を求めましょう。
y切片の場所が指定されているので、2次関数にx=0を代入してみます。すると0≦kαβ≦2が得られます。
これに先ほど得られた等式2本のどちらかか両方を代入して簡単にします。この問題は、さっき立式した、「頂点のy座標=1」式の中にkαβがすでに登場しているので、これを採用しましょう。代入すると、kの範囲として得られます。
この瞬間に、αやβではなくkを残すのが良さそうだなというのが分かりますね。
これにk>0とα<βの不等式を利用して、kの正式な定義域が完成です。
あとは、計算だけ
あとは、面積を計算して、取りうる値を求めて終わりです。
面積は、東大文系アルアル(というか、ほぼ100%)にならって、6分の1公式で求められる形でした。
等式2本を使って簡単な形にしつつkだけ残るようにして、kの定義域内で値域を求めるという、いつもの流れ。
東大文系っぽくないな~と思ったのは、たいていここから微分して増減表を描くんですが、今回はナシ。すぐに値域が出ます。
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