おかべぇ先生の「勇者に贈ることば」 VOL.11
受験生だった頃。 河合塾でセンタープレがあって、思うように点数が取れず、恐怖の気持ちで震えたんだ…
東大受験に人生賭けてたのに、なんだこの成績は、あれも知らない、これも知らない、せっかく覚えたのに 忘れた…そんなことばかりだった…
11月までは、まだ普通に勉強できていたのに、12月になると焦りばかりで、頭に入ってこない日もあった…
身体は鍛えていたのに、こころはチキンだったんだ…東大に強い思いを持っているはずなのに、不甲斐ない自分が嫌で仕方がなかった…
代ゼミや駿台、河合や東進のチューター室に行っていろんな人に相談を求めた…
でも、たいていの人は、「この時期、ぼくはこんなに出来た!」「A判定は余裕」「センター余裕」とかいう自慢話ばかりをしていた。
「ああ、今日も時間を無駄にしたな」としょげてばかりいた…帰り道はいつも足取りがおもく、早く受験が終わって欲しいという思いの一方で、せめてあと3ヶ月時間が欲しい、そんなことばかり考えていた…志望校を変えようかとまで思ったんだ…都立大学にね…
ある日、某塾のチューターの一人に志望校を変えようか悩んでいると言った時、