漢検二級で一石「四」鳥を狙おう

スタッフKです。
かつて塾長が「一石鳥」という造語を作って、その大事さを説いていました。

仕事でも勉強でも、「何のためにそれを行うか」という目的を明確にすることが大事です。
目的を意識していると、1つの行為がいくつもの効果を生むこともできるのです。
一石二鳥を超えた、三鳥・四鳥狙った効率的な動きを取ることができます。

さて、東大受験生の中には、漢検二級の受験をすることで、一石鳥になる方もいらっしゃると思いました。

特に、こんな方にオススメ

これまでに漢検二級を取得していない方や、
社会人受験生で、しばらく漢字を書く機会が無かった方。

また、日頃からノート等にメモする際に、必ず漢字で書く習慣が無い方や、
意味を理解していない語彙と出会った際に、必ず調べる習慣が無い方にもオススメです。

東大生はこれらの習慣が徹底している人が多いです。

講義等を聞いていて、一般的に聞きなれない言葉が登場して板書が無く、メモをしたい場合、
あなたは以下のうち、誰のような対応をしますか?
Aさんは、どのように漢字変換するかも気にしません。
Bさんは、カタカナでメモして、講義後に調べようと思って、調べるのを忘れます。
Cさんは、カタカナでメモして、講義後に必ず調べます。
Dさんは、その場で講師に漢字を確認します。
Eさんは、語彙が豊富なのでその場で正しい漢字でメモします。

もしあなたがAさんやBさんだったら、漢字や語彙への感度を高めるためにも、漢検二級にチャレンジすることをオススメします。

私の身近な東大生の多くは、C~Eさんです。
ちなみに塾長の場合は漢字だけでなく、日本語の講義で出てくるカタカナ英語も必ずスペルでメモしています。

また、東大理一に現役合格したMさんは、辞書のアプリをいくつも持っていて、頻繁に調べる習慣があります。少なくとも広辞苑、大辞林、大辞泉、新明解国語辞典は持っていました。(きっと他にも持っていそうです。いくら課金しているんだろう。。)

辞書アプリのオススメ

本題の漢検二級の話に入る前に、辞書アプリをオススメしようと思います。
(iPhoneかiPadを持っている人限定ですが)「辞書 by 物書堂」というアプリは、とっても便利です!
複数の辞書を一括で検索出来て、別の辞書に瞬時にジャンプできちゃいます。
検索は手書き対応しているので、読み方が不明でも調べられます。

私は「大辞林」「新明解国語辞典」「三省堂国語辞典」「精選版 日本国語大辞典」「旺文社 全訳古語」「三省堂 全訳読解古語辞典」「三省堂 漢辞海」「角川 新字源」を入れています。
なお、漢文勉強用の辞書で最初に漢辞海を選んだ理由は、東大のHPにあったこちらの記事を参考にしました。
品詞や例文(現代語訳付き)を載せてくれていて素晴らしいです。

紙の辞書が好きな方は、紙を使うと良いと思いますが、「わざわざ棚から辞書を取り出して、調べるのが面倒」と思うタイプの人は、スピードと軽さからアプリをオススメします。

知らない語彙と出会ったら調べる習慣を身に付けて欲しい!という思いから、紹介させていただきました。

但し、漢検二級対策の教材を選ぶ際は、語彙の意味が細かく載っていて、わざわざ調べなくて良い教材を選ぶことをオススメします。教材に載っていたら、アプリで調べるよりもさらに効率的なので。

狙える効果

①現代文の読解力UP

正しく語彙を知っていることは、正確な読解に役立ちます。
★特に漢検二級の<読み><熟語の構成>から狙えます。
※評論文によく出る抽象的な言葉の概念があいまいな人は、漢検より先に、Z会の『現代文キーワード読解』等を読むことをオススメします。

②現代文の記述力UP

基本的なことですが、記述問題の漢字ミスは減点になります。
また、東大二次の国語は短い文字数で答えることが求められるため、的確な熟語を使えると有利です。
★特に漢検二級の<対義語・類義語>から狙えます。
 勉強の際には語彙を含めたオリジナルの短文も作って記述の際に使いこなせるようにしましょう♪

③現代文の漢字問題対応

共通テストでは第1問の問1に5問(各2点)出ます。満点を狙いたい箇所です。
★特に漢検二級の<同音異義語>から狙えます。

東大二次試験では第一問の設問(5)に3問出ます。満点を狙いたい箇所です。
★特に漢検二級の<誤字訂正><書き取り>から狙えます。

④漢文の読解力UP

熟語の構成を理解しておくと、漢文の語順(SVOC)が理解しやすくなります。
また、四字熟語の意味(できれば由来のストーリーまで)知っておくと、瞬息で読解できちゃうことがあります。
★特に漢検二級の<熟語の構成><四字熟語の意味>から狙えます。
※漢文単語を覚えることも大事です。(絶版になっていますが、もし入手できるなら)宮下典男先生の『単語で学ぶ背景常識 漢文重要単語集』がオススメです。

⑤その他

・「賢くなった」実感が湧きやすいです。
・情報伝達をするシナプスが増強されて、記憶力がアップします♪

漢検二級のうち、取り組まなくて良い問題

漢検二級は200点満点中、80%程度を取れば合格します。つまり、40点弱は落としてOKです。
ですから、東大受験に関係ない出題内容は、取り組まなくて良いでしょう。
参考:日本漢字能力検定協会HPにある問題例ページ

この出題内容は、敢えて半分捨よう!(参考書を一読するくらいで十分)

(出題内容 目標点/配点)
(二)部首 5点/10点
(四)問1 四字熟語 10点/20点
(八)送り仮名 5点/10点

この出題内容は、9割取ろう

(出題内容 目標点/配点)
(一)読み 27点/30点  ★①現代文の読解力UP
(三)熟語の構成 18点/20点  ★①現代文の読解力UP、★漢文読解力UP
(四)問2 四字熟語意味 9点/10点 ★漢文読解力UP
(五)対義語・類義語 18点/20点 ★②現代文の記述力UP
(六)同音異義語 18点/20点 ★③共通テスト漢字問題対応
(七)誤字訂正 9点/10点 漢字問題 ★③東大二次の漢字問題対応
(九)書き取り 45点/50点 漢字問題 ★③東大二次の漢字問題対応

まとめ

いかがでしたでしょうか?
「私はこの力が足りないな。一石鳥になりそうだな」という方は、ぜひ受験しましょう。
(※日本漢字能力検定協会の回し者ではないです)

「受験するまでも無いけど、少し気になるな」という方は、無料の漢検アプリでゲーム感覚で<熟語の構成><対義語・類義語>あたりをやってみるのをオススメします。

また、高校1・2年生の中には「学校で受けさせられる」という方もいらっしゃると思います。
そういう方は、漫然と漢検二級対策をするのではなく、一石鳥を意識して勉強しましょう!

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