映像授業【東大世界史 大論述対策講座7】2011年第1問〜イスラーム文明の発展と伝播〜

皆さん、こんにちは!
本講義では、第6回講義で名問 1995年度「文明の交流と対立」大論述を取り上げたこともあり、その派生問題としてイスラーム文明の発展と伝播を問うた2011大論述を扱いたいと思います。

いきなりですが、皆さんは中東やイスラーム圏と聞いてどのようなことを思い浮かべるでしょうか。

昨今のパレスチナ紛争、少し前のアラブの春や9・11テロ、古くは湾岸戦争やイラン・イラク戦争などから苛烈な紛争地帯をイメージされる方も多いと思います。
あるいは、女性蔑視の風潮の強い後進的な地域を思い起こされるかもしれません。

ですが、古代や中世における中東は、超がつくほどの先進地域でした。
反面、ヨーロッパが暗黒時代と称されるほどに閉鎖的で遅れた地域だったのです。
実に驚きですよね。

東京大学は、山内 昌之名誉教授を筆頭に数多くのイスラーム研究者を擁しています。
それを受けてか、東大入試におけるイスラーム地域の出題頻度も他大学に比べて高い傾向にあります。

そこで、本講義では受験生が苦手意識を持つことが多いイスラーム史について、良質な生徒答案例をご紹介しつつエッセンスをふんだんに解説したいと思います。

東京大学が如何なる観点から問うてきているのかを早く知ることで、今後の学習指針をライバル達より早く打ち立てていきましょう。

なお、授業動画のご視聴に先立ち、以下のイントロダクションをご覧ください。効果的な予習復習方法などをご案内しております。

(動画その1)大論述講座受講にあたってのイントロダクション(約11分)

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