東大英語 第1問A(英文要約)制覇の極意(2023年実況中継)【総論前半】

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2023年東大英語 1A英文要約 総括

2023年度の英文要約では、「現代人は色んな経験をしようとするあまり時間不足に苛まれ不幸になっている」という実に身近なテーマが扱われ、文章自体も読みやすいものでした。

しかしながら、答案に盛り込みたい要点が本文の随所に散りばめられており、
「要約問題においては各段落の具体例をとにかく詰め込めばOK」という指導を受けた受験生や
「解答に具体例を入れてはいけない。徹底的に抽象化しなければいけない」という哲学を持った受験生にとっては、
この上なくまとめづらい一題だったと思います。

そうした意味で、どのような受験勉強をしてきたのかによって、体感難易度が大きく変わる良問だったとも言えましょう。

 

さて、この東京大学英語の冒頭を飾る1A英文要約は、好き嫌いが大きく分かれる大問の一つです。
誰から教わるわけでもなく得意だとおっしゃる受験生もいれば、塾で対策講座をたくさん取りまくっても一向に解けるようにならない受験生もいます。

両者を分け隔つものはなんでしょうか。
才能でしょうか?
いいえ、「できない」要因の分析程度、問題点の改善に向けた訓練の有無、並びに過去問探究の深浅に分水嶺があります。

まずは、こちらの図をご覧ください。

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