東大世界史おすすめ過去問5選(2010年以降を厳選)
東大入試の二次試験に向けて世界史対策として過去問演習を行う方に、優先して解いていただきたいオススメの過去問をご紹介します。
目次
①2014年第1問(ロシア南下政策)
ウクライナ侵攻で世界中から経済制裁を受けているロシア史は再び大々的に出される可能性があります。2014大論述を起点に主要論点を整理しましょう。
併せて、パクスブリタニカ大論述(1996大論述)も確認できると、近代史を概観することができますので学習効果は極めて大きいと言えます。
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映像授業【東大世界史 大論述対策講座2】2014年第1問〜ロシア南下政策〜
映像授業【東大世界史 大論述対策講座3】1996年第1問〜パクスブリタニカ〜
②2023年第1問(政体比較史)
論述の対象が広い時代、広い地域の問題でした。
また、東大世界史第一問ではあまり見慣れない、地図を利用しての出題でした。
なお、本問に合わせては傑作と名高い1992大論述(主権国家体制の展開)も併せてご確認いただけますと学びが多いと思います。
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2023年東大世界史(第一問)入試問題の解答(答案例)と解説~50点合格者による実況中継~
この年の50点合格者(60点満点)による実況中継解説付きです。
どのような思考プロセスで答案の文言を紡ぎ出すのか、これでもかと詳しく言語化してもらいました。
③2024年第1問(1960年代のアジア・アフリカの混乱/植民地支配の負の遺産)
2024年第1問と2025年第1問、並びに1985第1問(反帝国主義運動)の三部作は19世紀末から20世紀中頃までにおける世界史の見取り図を示した良問です。
2024年第1問については2012大論述をしっかり過去問探究していた方なら瞬殺してもおかしくはない1問でした。
本問を起点に、その後のアジア・アフリカ世界がいかなる苦難の道を歩むことになったのかも情報整理をしましょう。
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2024年東大世界史(第一問)入試問題の解答(答案例)と解説
映像授業【東大世界史 大論述対策講座10】2012年第1問〜植民地政策と独立過程〜
映像授業【東大世界史 大論述対策講座1】1985年第1問〜反帝国主義運動〜
④2025年第1問(ユーラシア四帝国の瓦解と変容)
本問は1997年大論述のリメイク版とも言える問題であり、2024年第1問に引き続き過去問探究の精度が得点に大きく影響を与えた問題でした。
東京大学の羽田 正 名誉教授は、世界史の見取り図を常に意識することが重要だと常日頃おっしゃっています。ご著書の『グローバル化と世界史』の巻末第9章では、1700年代〜1900年代までの見取り図を示されています。そこで示された見取り図はまさに2025年大論述の内容そのものでした。
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2025年東大世界史(第一問)入試問題の解答(答案例)と解説
⑤2018年第2問(中論述)
最後に中論述の大問をご紹介したいと思います。
東大世界史では、しばしば宗教に絡めた問題を出してきます。
宗教といいますと、多くの方は単なる文化史として用語丸覚えで済ませていますが、東大が捉えている「宗教」は政治や統治とも絡んだものです。
そのことに気付かせてくれる問題が2018年第2問だと言えましょう。
多くの受験生が撃沈した問題でしたので、この問題をすらすら解けるようであれば、これまでの学習方針が正しかったということになりますので自信を持てるでしょう。
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2018年東大世界史(第二問)入試問題の解答(答案例)と解説




