2023年2月15日 / 最終更新日時 : 2023年12月14日 平井 1997年【国語】東大入試解説1997年 東大国語 文科第3問(古文)『春雨物語』解答(答案例)と現代語訳 はじめに 江戸時代に上田秋成が書いた『春雨物語』が出典です。 (この年の問題とはあまり関係がありませんが) 個人的にまずオススメしたいのは、 上田秋成の『雨月物語』! 図書館などに置いてあるマンガ日本の古典シリーズにも入 […]
2023年2月12日 / 最終更新日時 : 2024年4月12日 平井 2016年【国語】東大入試解説2016年 東大国語 第2問(古文)『あきぎり』解答(答案例)と現代語訳(イラスト付) はじめに 鎌倉時代の擬古文です。 珍しく人物関係図を載せてくれているので、最初に注記と一緒に確認しましょうね。 なお、古文単語力で差が付いた年だったかと思います。 解答例(答案例)とプチアドバイス (一)傍線部エ・オ・キ […]
2023年2月10日 / 最終更新日時 : 2023年12月14日 平井 2018年【国語】東大入試解説2018年 東大国語 第2問(古文)『太平記』解答(答案例)と現代語訳 はじめに 出典は軍記物語『太平記』。とはいえ、戦の話ではなく恋の話。 わりと思考力が問われる難しめの年です。 解答例(答案例)とプチアドバイス (一)傍線部ア・イ・エを現代語訳せよ。 ア あけてだに見たまはず、 (直前: […]
2023年2月10日 / 最終更新日時 : 2024年2月8日 平井 2014年【国語】東大入試解説2014年 東大国語 文科第3問(漢文)『資治通鑑(しぢつがん)』解答(答案例) 答案例とプチアドバイス (一)「明帝ノ意ニ異ナルコト無キヲ得ンヤト」 (傍線部a) を、明帝の意が明らかになるように平易な現代語に訳せ。【2行】 ※実際は書き下し文ではなく、白文に返り点と送り仮名。 答案例:我が子に先帝 […]
2023年2月9日 / 最終更新日時 : 2023年12月14日 平井 2014年【国語】東大入試解説2014年 東大国語 第2問(古文)『世間胸算用』解答(答案例)と現代語訳 はじめに 出典は江戸時代の町人物として有名な井原西鶴『世間胸算用』。 わりと難しめの年です。 (鉄緑会の『東大古典問題集』によると難易度「4」) 読解も記述が難しいです。 解答例(答案例)とプチアドバイス (一)傍線部ア […]
2023年2月9日 / 最終更新日時 : 2024年2月7日 平井 2000年【国語】東大入試解説2000年 東大国語 第2問(古文)『成尋阿闍梨母集』解答(答案例) はじめに かなり難しめの年です。 (鉄緑会の『東大古典問題集』によると難易度「5」) この前年(1999年)までは、 文科は大問が7つ(現代文3つ、古文2つ、漢文2つ)で、 理科は大問が4つ(現代文2つ、古文1つ、漢文1 […]
2023年2月3日 / 最終更新日時 : 2023年12月14日 平井 2005年【国語】東大入試解説2005年 東大国語 文科第3問(漢文)『庸間斎筆記(ようかんさいひっき)』解答(答案例) 答案例とプチアドバイス (一)「苟(いや)シクモ其ノ人ニ非レバ、簞食豆羹(たんしとうかう)モ色ニ見(あらは)ルト」(傍線部a)とあるが、どういうことか、わかりやすく説明せよ。【2行】 ※実際は書き下し文ではなく、白文に返 […]
2023年2月3日 / 最終更新日時 : 2023年12月14日 平井 2019年【国語】東大入試解説2019年 東大国語 第3問(漢文)『明夷待訪録(めいいたいほうろく)』解答(答案例)と現代語訳 はじめに 難易度「やや難」です。 「対比」に注目して解きましょう。 答案例とプチアドバイス (一)傍線部a・d・eの意味を現代語で記せ。【各0.5行】 a僅カニ此ノミナラザル ※実際は書き下し文ではなく、白文に返り点のみ […]
2023年2月2日 / 最終更新日時 : 2024年2月15日 平井 2019年【国語】東大入試解説2019年 東大国語 第2問(古文)『俳諧世説(はいかいせせつ)』解答(答案例)と現代語訳 はじめに 2019年と2020年の東大古文は非常に簡単でした。 読解が簡単な年こそ、記述力で差が付くので、しっかり設問に答える解答が書けるように訓練しましょう。 解答例(答案例)とプチアドバイス (一)傍線部ア・イ・カを […]
2023年2月2日 / 最終更新日時 : 2023年10月27日 平井 2020年【国語】東大入試解説2020年 東大国語 第3問(漢文)『漢書』解答(答案例)と現代語訳 はじめに 驚くほど読みやすい年でした。 こんな年は、よく見直しして、不自然な日本語が無いかを確認しましょう。 答案例とプチアドバイス (一)傍線部a・c・dを現代語訳せよ。【各0.5行】 a獄ヲ決スルコト平ラカニシテ ※ […]
2023年2月2日 / 最終更新日時 : 2023年10月18日 平井 2020年【国語】東大入試解説2020年 東大国語 第2問(古文)『春日権現験記』解答(答案例)と現代語訳 はじめに 2019年と2020年の東大古文は非常に簡単でした。 読解が簡単な年こそ、記述力で差が付くので、しっかり設問に答える解答が書けるように訓練しましょう。 解答例(答案例)とプチアドバイス (一)傍線部イ・ウ・エを […]
2023年2月2日 / 最終更新日時 : 2024年2月2日 平井 2021年【国語】東大入試解説2021年 東大国語 第3問(漢文)『霞城講義(かじょうこうぎ)』解答(答案例)と現代語訳 句形の力を求められている問題です。 「句形は身についているかな?!」と確認するためにも、解いてみましょう♪ (参考)映像授業【東大漢文 ランダム句形編】(東大漢文2023-2009年の句形一覧付き) 答案例とプチアドバイ […]
2023年1月17日 / 最終更新日時 : 2024年2月26日 平井 漢文_攻略法の棚映像授業【東大漢文 漢詩編】(2011年白居易「旅雁ヲ放ツ」解説付き) 東大漢文での「漢詩」は、80~90年代(文科の国語大問が7:現代文3・古文2・漢文2)の時期は、20年間で16回も出題されていました。 2000年以降は5年に一度ほどです。 そろそろ出題されるかもしれません。 そこで、漢 […]
2022年9月27日 / 最終更新日時 : 2024年3月6日 平井 2022年【国語】東大入試解説2022年東大国語 第4問 武満徹「影絵の鏡」解答(答案例)・解説 2022年 東大国語 第4問 武満徹「影絵の鏡」 文句なしの最高難度でしょう。 東大の現代文の難しさというと、たくさんの要素を簡潔にまとめる難しさや、字数制限の厳しさなどが目立つような気がしますが、この問題は、何が難しい […]
2022年9月13日 / 最終更新日時 : 2024年2月26日 平井 古文_攻略法の棚映像授業【東大古文 和歌編】(1999年『百首異見』・2005年『住吉物語』解説付き) 東大古文では、2年に1回以上の頻度で和歌が登場しています。 ※1995年~2023年の34回中、18回(約53%)。 以下は2012年~2022年の和歌と俳句の出題履歴です。 一昔前は、理系は和歌が出ないみたいに言われて […]
2022年9月4日 / 最終更新日時 : 2024年3月31日 平井 2022年【国語】東大入試解説2022年東大国語 第1問 鵜飼哲「ナショナリズム、その〈彼方〉への隘路」解答(答案例)・解説 2022年 東大国語 第1問 鵜飼哲「ナショナリズム、その〈彼方〉への隘路」 読んでいて後味の悪い文章。 日本人として目を背けてはならないものの、見たくはない現実を否が応にも突き付けられる内容です。 温和な国民性とされる […]
2022年7月27日 / 最終更新日時 : 2023年1月16日 平井 2020年【国語】東大入試解説2020年 東大国語 第1問 小坂井敏晶「『神の亡霊』6 近代の原罪」解答(答案例)・解説 2020年 東大国語 第1問 小坂井敏晶「『神の亡霊』6 近代の原罪」 凄い問題でした。 読み応えのある文章。超重量級の問題。解釈や理解、表現力など全てにおいて受験生をハイレベルで試してきます。ぜひ取り組んでほしい問題で […]
2022年6月5日 / 最終更新日時 : 2024年5月9日 平井 2001年【国語】東大入試解説2001年 東大国語 第2問(古文)『栄花物語』現代語訳と古文あるある はじめに こちらはぜひ、東大2001年の古文を解いてみた後にご覧ください。 2001年『栄花物語』という貴重な良質の東大過去問での演習で、学びを深める一番オススメの方法は、以下の方法です。 ①解く ↓ ②「古文あるある」 […]
2022年3月31日 / 最終更新日時 : 2023年12月14日 平井 2022年【国語】東大入試解説2022年東大国語 第3問(漢文)『呂氏春秋』設問別の東大らしさや激辛採点基準など 答案例と現代語訳ページへのリンク こちらのページをご覧ください。 設問別の東大らしさ 東大漢文では、漢字の訳し方1つとっても難しいことがあります。2022年では「威」をどのように訳すべきか、慎重に考える必要があったと思わ […]
2022年3月31日 / 最終更新日時 : 2024年4月30日 平井 2022年【国語】東大入試解説2022年東大国語 第2問(古文)『浜松中納言物語』設問別の東大らしさや激辛採点基準など 答案例と現代語訳ページへのリンク こちらのページをご覧ください。 設問別の東大らしさ 例年は設問(一)の現代語訳に関しては3問のうち2~3問は完答しやすい問になっているのですが、2022年は設問(一)でさえいずれも完答し […]