2023年東大国語 第2問(古文)『沙石集』設問別の詳細な分析資料(2023年東大古典分析の動画付き)

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解答(答案例)と現代語訳

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もっと深く学びたい方へ

映像授業【東大古文 学習法編】(2023年『沙石集』解説付き)

設問(一)ア「たべ」古文単語帳 掲載状況

設問(一)アの「たべ。」は「たぶ(賜ふ・給ふ)」の命令形なのですが、そもそも「たぶ」の語が古文単語帳に掲載されいるのか、確認してみました。
※筆者の手元にある本で確認しているため、もし版によって異なっておりましたら、コメントにて教えていただけますと幸いです。

見出し語になっている古文単語帳

『つながる・まとまる古文単語500PLUS』 いいずな書店
『GROUP30で覚える古文単語600』 山村由美子,語学春秋社
『古文単語ゴロゴプレミアム』 板野博行,スタディカンパニー
『二刀流古文単語634』 旺文社
『ミラクル古文単語396』 開成高 神田邦彦,旺文社
『大学入試 古文単語速読マスター500』 学研
『Z会読み解き古文単語』 横屋芳明,Z会出版
『新標準古文単語 名文・名場面で選ぶ300+150』 仲光雄,文英堂
『コブタン古文単語329』 ゴマブックス

→(所感)
500語以上の本はすべて「見出し語」として掲載されていました。
やはり東大生は最終的には500語以上の本の「見出し語」は要チェックですね!
文や文章を読む中で覚える系の古文単語帳にも、割と載っています。
つまり名文の中にも多く含まれている語に、傍線部が引かれているということですね!

関連語欄に掲載されている古文単語帳

『読んで見て覚える古文単語315』 桐原書店・河合塾講師
『Key&Pointみるみる覚える古文単語300+敬語30』 いいずな書店
『覚え方別攻略 古文単語340』 仲光雄,Z会
『核心古文単語351』 尚文出版
『望月光の古文単語333』 旺文社
『覚えやすく忘れにくい 精選 古文単語300PLUS』 三省堂
『さくらさく古文単語』 浜島書店
『Z会速読古文単語』 Z会出版

→(所感)
300語レベルの本でも関連語には載せてくれていました。
なので、もし500語以上の古文単語帳を覚える余裕がない方は、関連語もしっかり覚えるようにしたいですね!

その他

『かなり役立つ!古文単語キャラ図鑑』 岡本梨奈,新星出版社
『速攻Z会古文単語10日間』 増進会出版社
『マドンナ古文単語230』 荻野文子,学研

→(所感)
語彙数がかなり絞られている単語帳ではカバーしきれなさそうですね。
『マドンナ古文単語230』では表紙裏の「敬語一覧」に入っていましたが、ここだけで覚えられていた人はレアだと思うので、これらの本は「入門編」として、最初にステップとしてとらえた方が良いですね!

設問(一)イ「こそ~、」ウ「かし。」文法ドリル 掲載状況

設問(一)イの「こそ~、」は「~けれども、」と訳します。
係助詞の強意逆接の用法です。
(場面によっては「~けれども、」より「~のに、」と訳した方がいいこともあります)

設問(一)ウの「かし。」は念押しの終助詞です。
再現答案では願望の助動詞「たし」との誤読が散見されました。

そこで、メジャーな古典文法の書き込み式ドリルの4冊の掲載状況を確認してみました。

「こそ~、」

説明&例文&ドリル有り

『基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル』 旺文社

説明&ドリル有り

『ステップアップノート30古典文法トレーニング』 河合出版
『駿台受験シリーズ古典文法10題ドリル古文実践編』 駿台文庫
『基礎固め+スキルアップ古典文法マスタードリル』 文英堂
※『マスタードリル』では訳に「~が」も入れていましたが、「~が」は順接にも使う接続助詞なので推奨しません。

「~かし。」

説明&例文&ドリル有り

『ステップアップノート30古典文法トレーニング』 河合出版
『基礎からのジャンプアップノート古典文法・演習ドリル』 旺文社

説明&ドリル有り

『駿台受験シリーズ古典文法10題ドリル古文実践編』 駿台文庫

説明のみ

『基礎固め+スキルアップ古典文法マスタードリル』 文英堂

 

→(助詞2つの所感)
ほとんどの文法ドリルに、1~2行ではありますが、ドリルもありました。
おそらく多くの受験生が、一度は目にして覚えようとしたはずなのですが、忘れちゃっているのでしょうね。
東大の過去問を多く解いていれば、両助詞ともに何度も出てきているので、忘れにくいと思います。
そもとも東大の文法は「助詞」も大事だという認識が薄い受験生が多いのかもしれません。
「助動詞」だけで終わらせずに、「助詞」もしっかりと覚えて訳していきましょう!

設問別の詳細な分析資料(7ページ)

設問別に採点のポイントになりそうなことを2~4項目取り上げた上で、誤答例と正答例を並べています。
誤答例には理由も添えています。
また、必要な設問には、「思考のステップ」や「主語把握の根拠」も載せています。

この「よくある記述ミス」をよく読むことで、今後の記述演習の際に意識して気を付けるポイントがわかっていくことでしょう。

特に東大模試などで「読めたはずなのに、得点が低い」という経験がある方にオススメです。

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