新傾向入試に注意! 東大世界史2025年度の出題形式が大幅に変わるおそれあり!?
2020年度の入試で、東京大学は世界史の大論述に資料分析を初めて投下しました。大阪大学でも、一大テーマについて受験生に熟考される大幅な形式変更が行われ、試験会場では動揺が広がったと聞きます。
2021年度の入試では、東大も阪大も従来の出題形式に戻しましたが、これがコロナ禍を受けた緊急措置なのかは定かではありません。
2022年度入試においても従来型のままでしたので、2020年度入試は特殊だったようにも思えそうです。
ですが、油断大敵、2023年度入試では1992年以来出されなかった地図読み取り問題を約30年ぶりに出題してきました。
そして、2024年度の入試では、30年以上にわたって出題され続けてきた大論述が360字+150字の小問2つに分割されるに至り、かなり大きな話題となりました。
まさに東大世界史はいま「変革期」にあるのです。