映像授業【東大漢文 ランダム句形編】(東大漢文2024-2009年の句形一覧付き)
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目次
句形(句法)を1周終えた方へ
こちらは句形(句法)の学習を1周以上終えて、
東大漢文の対策として句形を強化したい方にご受講いただきたい内容です。
※句形について、教材選びから必要な方は、このページの一番下にあります「漢文を基礎の基礎から始めたい方向け」をご覧ください。
東大漢文の句形は「応用形」が多い
過去問を分析していると、東大漢文に出てくる句形は、文法書に載っている形とは違う「応用形」が多いと気付かされます。
例えば2022年『李氏春秋』の傍線部d「威不レ可レ無レ有」。
多くの再現答案を分析したところ、受験生が間違っていました。
けれど、国語の得点が高い方は、ちゃんと句形を見抜いて正答できていました。
(二重否定の応用形だと思えばよいです)
例えば2005年理科『嘉祐集』の傍線部a。
「~ヲシテ」という使役の対象が省略されている使役形でした。
また、仮定の二重否定「~ずんば、~ず。」の応用形が複数見られました。
「~非ずんば、未だ~ず。」
「~ずんば、何を~んや。」
このように、文法書に載っている形通りではない句形が出るかもと思って解くと、慌てずに「どの句形の応用形かな?」と解読できると思います。