交換ゲーム
んちゃ!
心理学の本(中越裕史さんの『やる気が出る心理学』)を読んでいて、印象的な話があったのでご紹介します。
あなたが一生遊んで暮らせるだけのお金として、10億円をもらえる代わりに、交換してもいいと思えるものは、どんなものでしょう?
・10億円もらえる代わりに、
一生好物を食べられない。
・10億円もらえる代わりに、
両足を骨折してしまう。
・10億円もらえる代わりに、
無罪の罪で牢屋に入る。
・10億円もらえる代わりに、
20歳、歳をとってしまう。
・10億円もらえる代わりに、
家族、恋人と一生会えない。
どうでした?「どれもイヤ!」って思いますよね。私たちは50億以上の価値のあるものを持っているってことですね(o^^o)
この「交換ゲーム」の想像は、当たり前のことを、改めて価値のあることだなぁと思い返して感謝できるものだと思いました。
ちなみに、筆者はお金とやりがいのバランスを考えましょうという主張をしている中で、この話をしています。
実は上記の5つは一見非現実に思えますが、よくよく考えると、十分に現実に起こりうることです。
お金のために無理して働いていると、
・ストレスで病気になって好物を食べられなくなるかもしれない。
・疲労している上に急いで車を運転するあまり、交通事故で両足を骨折するかもしれない。
・欲を出してたくさん稼いだばかりに、誰かから嫉妬され、無実の罪を着せられて牢屋に入るかもしれない。
・心労で実年齢よりかなり老けて見られるかもしれやい。
・仕事ばかり優先して家族や恋人を蔑ろにすれば、絶縁されてしまうかもしれない。
ね。よくよく考えると、
好きなものを食べられて、
両足の骨がひっついていて、
牢屋に入っていなくて、
年相応の外見で、
家族や恋人とも会えるというのは、
失う可能性があるものですよね。
よくよく考えるといまの私、本当に幸せだなぁ。