国語9月①理系2003年漢文

こんにちは、スタッフAです!
今回は、理系2003年漢文を扱いました。
授業で学んだこと、授業に関連して調べたことを整理しています。

韓非子ってどんな人?
法(王の命令)を徹底し、絶対的な統治を行うことで世を治めることを主張し、孔子を批判した。
性悪説寄りの思想。
始皇帝は韓非子に傾倒した。

韓非子にはこんな言葉があるよ。
「虎の能く狗(いぬ)を服する所以の者は、爪牙(そうが)なり。」
虎が犬を服従させることができるのは爪と牙があるから。だから、臣下や人民に対して優しいだけではいけない。刑罰という爪や牙がなければ、人を治めることはできない。
逆鱗に触れる、矛盾、虎に翼、信賞必罰、守株待兎、唯唯諾諾

尭舜ってどんな人?
名王の中でもとくに素晴らしい王。
儒家が理想とする古代の聖天子。
尭の仁は天のように広く、知恵は神のようだった。
舜は尭の後継者で、二人とも五帝に数えられていた。

石薬ってなあに?
鉱物質の薬。高価で上流階級の証とされた。

さらに、このような文を見つけました。
何平叔云、「服五石散、非唯治病、亦覺神明開朗。」
何平叔(かへいしゅく) 云う、「五石散(ごせきさん)を服すれば、唯だ病を治するのみに非ず、また 神明開朗(=心が晴れ々となり気分が楽しく)なるを覺えゆ。」と。

インターネット上の記述なので、参考程度に読んでほしいのですが、石薬を飲むと、全身が発熱し、熱を発散させるために冷たい食べ物を食べなくてはならないほどで、「寒食散」とも言われたそうです。発熱中は、服や靴と皮膚が擦れるのが苦痛で、浴衣のような服を着て、靴下を履かずに下駄で歩いていました。また、散発が起こらなければ中毒死するといわれており、散発のために動き回る「行散」も行われました。これが散歩の語源となったそうです。

石薬は五薬の一つであるという記述も見つけたので、五薬も調べました。同じく、参考程度に読んでいただけると幸いです。
「薬にする5種の材料。草・木・虫・石・穀。一説に、草・木・金・石・穀とも。」

「ついに」をいくつ知ってるかな?
遂  やがて、そこで、そのまま
終、了、卒 結局  とうとう
竟  意外にも、なんと、結局

諡(おくりな)
亡くなってから贈られる名
昭和天皇や大正天皇の「昭和」「大正」諡なので、崩御していない「平成天皇」「令和天皇」と呼んではいけない。

今回扱った問題の傍線部「過尭舜」について
傍線部「過尭舜」は、本文中の2行後にもある。同じ言葉が出てきたら、答案を作成する上で必ずチェックしよう。今回は、その上に「故」があるので、その前の文に答えがある。

問3 王がそうしたのはなぜか?という問いについて
「民を使役するためには愛情ではなくて、権勢によるべきであるから」という予備校の答案があり、疑問の残る不十分な内容だという印象を受けた。直接の原因だけでは説明として不十分だと思ったら、さらに踏み込んで書くべきだと思った。

漢文が書かれた時代の常識が身につくと、読解が有利になります。気になった単語はこれからも調べて、記事にまとめていこうと思います。

参考 
『宮下漢文講座 共通単語資料集』
goo辞書
『IKAEBITAKOSUIKA』http://ikaebitakosuika.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-00e2.html

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