おまけじゃない
んちゃ!
(写真はスフィンスクをするさきちゃん。首がすわりました♫)
赤ちゃんを連れて行くと、多くの人が喜んで集まってきてくれます。
「抱っこしたいな」という顔をしているので、「どうぞ」と勧めると、とても幸せそうに抱っこしてくれます。
そういうのを経験しているうちに、赤ちゃんを連れて行かずに私だけ行くのは申し訳ないなって気持ちになりました。
みんなが会いたいのは私ではなく赤ちゃんだろうと思い込んでしまって、自分を「おまけ」のように感じていました。
透明人間、あるいは赤ちゃんのお世話係の人。
そのうち、ママ友や保育園の先生から「何々ちゃんママ」と呼ばれるようになって、私のファーストネームを知らない知人が増えるでしょう。
母親というのは、頭の中の半分以上が我が子のことでいっぱいだと思います。
本屋さんに行っても図書館に行っても、立ち寄るのは育児のコーナー。
妊婦さんや子育て経験者との会話は楽しいけれど、そうじゃない人との会話は、「あれ、以前はどんな話をしていたんだっけ?!」と戸惑うことも。
ママになると、自由がなくなって、いろんなことを諦めるようになります。
昨日は肩が痛くて抱っこ紐ではなくベビーカーで商店街に行ったから、通路が狭いお店に入るのさえ諦めました。
私は一般的な人よりアクティブで、かなりいろんな場に行っていると思うけど、それでも妊娠・出産前に比べると消極的になりました。
インフルエンザの流行の時期になったと聞くと、マスクや咳をしている人に近づくのが怖く、さらに外出を控えなきゃとブレーキがかかります。外出の代わりになる楽しみを探したいです。
こんな風に客観的にそれを認識できたのは、ある方に「自分を大切にしてください」というメッセージをいただいたから。
「限られた時間を大切に使って欲しい」「自分を大切にできる人が、人を大切にできる」
その優しさに、思わず涙がこぼれました。
いま書いている最中も、涙が溢れてしまいます。
今の私は感覚として、
頭の中の6割が我が子で占められている。
3割が内助の功を頑張りたい妻としての私がいる。
残りの1割、これを大切にしたい!
自分をおまけにせず、以前持っていた私の興味や思考、そして能力を取り戻そう!
気づくキッカケを下さった方に、大変感謝しています♡