娘へのメッセージ

(1歳のお誕生日記念に、娘に対する手紙形式で書いてみました)

さきちゃんへ

1年前に生まれてきてくれてありがとう!
パパとママを選んでくれて、ありがとう!
ここまで無事に育ってくれて、ありがとう!

この1年、何回「可愛いねぇ」と話しかけたんだろうね。
さきちゃん、数えてた?(笑)

1日に50回以上言ってた時期も長かったから、10000回以上「可愛いねぇ」と言ったかも!
確か生後半年には「さきちゃん」という言葉と「可愛いねぇ」という言葉を理解してたんだよ♡

苦労したことも山ほどあったけど、その度にお母さんは成長させてもらえたんだよ。

最初は授乳が大変だったな。さきちゃんはお腹が空くと顔を真っ赤にして泣いたね。

乳頭が傷つき過ぎて、助産師さんに「母乳を休みましょう」と言われたとき、少し休めることにホッとしつつも、悲しくなって泣いてしまったことを覚えてるよ。
でも「母乳は100日戦争」と言われる中、2ヶ月ほどで完母になれたのはちょっと自慢なんだ。

腱鞘炎で左手首がとてもツラくて、「本当はもっと、高い高いをしてあげたいのに」と思ってたこともあったよ。
でもアクロバティックな遊びはパパがやってくれるから任せよう!と思うようにしたの。
パパはさきちゃんを笑わせる遊びを思いつくのもとても上手で、お腹にドーンと頭突きするとさきちゃんが声を出して笑うのとか、ママには思いつかなかったよ。
お風呂上がりに保湿剤を塗るのも、ママよりパパが上手で、さきちゃんは逃げずに気持ち良さそうにしているね。
ママはつい自分で頑張ってしまう性格だけど、パパが得意なことは素直に負けを認めて(笑)、任せることにしたんだ。

あとは、最初は特に不安が多かったの。
産後2ヶ月頃、さきちゃんを連れて外に出るのが不安だったんだよ。自動車が歩道に突っ込んできたらどうしよう、なんて杞憂だったねー。
雨の日には「濡れたらどうしよう」と不安で、パパに「濡れても溶けないよ」と言われてハッとしたよ。ママはさきちゃんをアイスか何かと勘違いしてたみたい(笑)。

たくさんネットで検索して不安になっていた私に、母乳外来の先生が「お母さんとしての直感力を磨いた方がいい」と言ってくださったのも、とっても大きな気づきだったよ。
迷ったら、あなたの様子で判断するのがいいんだなって、わかってきたの☆

離乳食も苦労したなぁ。
最初はあんまり食べなかったね。
途中から、鯖とひじきのハンバーグとか、栄養のあるものをたくさん食べてくれるようになって、安心したよ。
炊飯器でカンタンにできるジャガイモスティックを好きになってくれたのも嬉しかったよ。
桃は特に大好きで、お腹がいっぱいそうな時も、桃なら身を乗り出して手を出し、食べてたね。
乳アレルギーにはハラハラしたけど、そのうち治るだろうと信じてるよ。

そうだ。ママにとって、特に大きな成長は「できる方向から考える!」習慣がついたことだよ。
産後は「もう私の自由は無くなった。やりたいこともできない」なんて考えちゃったけど、「できない」と決めつけたのは自分だって気づけたの。
大好きな歴史の講座を聴きに行くことも、片道1時間以上の所に行くことも、「できる方向から考える!」とできる!
赤ちゃん連れがダメそうな所でも、ダメ元でお願いしたら、意外と大歓迎していただけたね。
さきちゃんは色んな場所で大人気だもんね。あなたに可愛いお洋服を着せて出かけるの、お母さんも楽しいよ。
いつもお出かけに付き合ってくれてありがとね。
お利口さんにしてくれて、助かるよ。

他にも、さきちゃんが高熱を出した時に「可哀想。代わってあげたい」と思って、「聞いてはいたけれど、本当に親になるとそういう気持ちになるんだな」と実感できたよ。

1年間を振り返ると、さきちゃんはたっくさんのことが、できるようになったね!

ストローで上手にお水を飲めるし、
「ひらい さきこちゃん」と呼ぶと手を挙げてくれるし、
「マーマーマー」って言えるし、
棚やタンスの引き出しも襖も開けられるし、
イスからは抜け出しちゃうね(笑)。

これからもっともっと、できることが増えるんだろうね。
お母さんは楽しみにしてるよ。

可愛い、可愛い、さきこちゃん。
笑顔が可愛く、真似っこやお歌が大好きなさきこちゃん。

あなたのおかげで、お母さんはお母さんになれたんだよ。本当にありがとね。
大好きだよ。
生まれてきてくれて、本当にありがとう!!

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