【号外】まだ間に合う!東大足切りラインの、現時点の分析はこうだ。
この記事は号外です!!
緊急で発信した方が良いかなと思い、いつもと違う時間帯にアップしています。
ここ最近、ブログへのアクセス数などをチェックしていると、東大の足切りラインを気にして訪問して下さる方が、非常に多いようです。(普通の記事の10倍近くアクセスされています。)
本当にありがとうございます。
と同時に、皆様に少しでも有益な情報が発信出来たのかなと思い、大変嬉しく思っています。
さて、明日が東大の出願締め切り。
という事は、今日書留で郵便局に持っていくかどうかを決める人も、中にはいるでしょう。
現時点での、最新情報をまとめてみますので、よろしければ参考にして下さい。
※と言いつつも、私は出願すべきとか、出願すべきではないなどと、断定は一切しません。必ずご自身で判断して下さい。
2017東大足切り
まず、最も重要な点。
現時点では、全科類で足切りが発生しない可能性があります。
と言い切れる根拠は、こちら
これは、東京大学が毎日発表しているデータです。(つまり、最も信頼できるデータ)
このリンク先から、随時見る事が出来ます。
一週間ほど前に、東大の足切りラインを最も正確に予想する方法という記事の中でも書きましたが、東大は毎年、届いた願書の数を毎日公表してくれています。
僕の知る範囲では、この情報はあまり知られていないように思います。
河合塾や駿台予備校の、残念ながら当てにならない情報を頼りに、運試しのように東大に出願して、足切りに合ってしまう受験生が非常に多い。
でも、毎日このページをチェックすれば、不要なリスクを減らすことが出来ます。未来の東大受験生は、是非知っておいて欲しいですね。
さて、上の画像の見方をご説明しましょう。
例えば、文Ⅰを見て下さい。
募集人員が401名に対して、第一段階選抜倍率が3.0倍ですね。
401×3.0=1203 ですから、1203人しか文Ⅰを受験出来ないという事です。言い換えれば、1204通の願書が届いた瞬間から足切りが発生するという事になります。
これに対して、昨日の17時の時点で届いた願書の数は1007通。
なので、このままだと足切りが発生せず、文Ⅰに出願した人はどんなにセンター試験の点数が低くても、受験資格が与えられるという事になります。
もしくは、上の画像の志願倍率と、第一段階選抜倍率を比べても同じ結論が得られます。
これと同じ作業を、他の科類でもしてみて下さい。
すると、現時点では全科類で足切りが発生しない可能性があるのが分かります。あくまで現時点では、ですが。
但し、注意してほしいのは、今日と明日で大量の願書が届いて、倍率が急増する可能性もあるという事です。
上のデータは、締め切り2日前のデータですから、まだ確定ではありません。最終的には、締め切り日が来てみないと、世界中の誰にも分からないです。
しかし、過去の傾向を掴むことは出来ます。
僕が頻繁に閲覧している、東大情報に関して最強のサイトから、情報を引っ張ってみましょう。
※画像が小さくて見辛いかもしれませんが、その場合は上のリンクへ飛んでください!
これを見ると届いた願書数は、昨年比で
文Ⅰ +9%
文Ⅱ +9%
文Ⅲ -7%
理Ⅰ -3%
理Ⅱ +11%
理Ⅲ -9%
という事が分かります。
昨年の足切りラインの情報と合わせてまとめましょう。
これを見ると既に願書を提出した人は、昨年の足切りラインと、予備校の予想を参考に出願しているのが、はっきりと分かりますね。
昨年の足切りラインや、予備校発表が低ければ、そこに出願が殺到する。逆に、昨年の足切りや予備校発表が高ければ、そこは避ける。
その結果が、願書届け出数に見事に表れています。
という事で、僕の現時点での予想は、
文系3つは、足切りがない、もしくはあったとしても、それほど高くないだろう。
理Ⅰは、足切り昨年並みか、少し下がる。
理Ⅱは、今年は足切りが恐らく発生!現時点で理Ⅰより高くなる可能性があります。注意!
理Ⅲは、足切り発生は、ほぼ確実。でも昨年より下がりそう。
となります。
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13:45追記
理科Ⅱ類はここ8年で2番目の出願数が多いです。
過去のデータから見ると、720~730点ほどになる可能性があります。
理科Ⅰ類は例年並みですが、理Ⅱに比べてやや高くなる傾向があるため、やはり730点前後になる可能性があります。
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何度も言いますが、これは生データを元に、順当に予想したらこうなるという話であって、判断を私に委ねないでください。私に出来るのは、情報の提供と簡単な予想だけです。
責任を取れと言われても、困ります。必ずご自身で判断して下さいね。
という事で、情報をしっかり集めた上で、後悔しないように出願先を決めて下さい。