日本史、世界史、地理のうち、どれを選択すべき?

東大社会、どれを選択すればいい?

高1〜高2生の方、再受験や社会人受験の方は、東大社会の選択科目が気になることでしょう。

東大入試では、世界史・日本史・地理の3科目から2つを選択するわけですが、どのような違いがあり、どのような基準で選択すれば良いのか、選択方法によって受験戦略に差異は生まれるのか悩まれるはずです。

そこで、敬天塾では、指導者の立場から、そして、東大受験を勝ち抜いた受験生視点から、東大社会の選択にからむメリットやデメリット、或いはどのような方にオススメなのかなど詳細にお伝えしたいと思います!

各科目の暗記量や記述量は?

まず、各科目の暗記量や記述量はいかがのものか、特記事項とあわせてご案内いたします。

いかがでしたでしょうか。科目によって、差異があることをご理解いただけたかと思います。科目選択について分からない方は、まず上記の情報を参考にしてみてはいかがでしょうか?

一般的には、世界史と地理が良いとされている

「東大の地歴選択は、世界史と地理が一番良い!」
これはかなり有名な話だと思います。

この理由としては、世界史と地理では「学習内容に重なる部分が多いから」というのが一般的な説明でしょう。
他にも「日本史&世界史」は暗記量が多すぎて大変だからやめた方がよい。だからまずは地理を選択する。地理の相方としては、学習内容が重なるから世界史を選択しよう。などなど。
さて、これに関して、皆さんどう思うでしょうか?

この内容について、私も同意する部分は多いです。しかし、例えば「日本史と古文で重なる部分がある」と指摘する人を見たことはありません。
確かに、世界史と地理の重複部分と、日本史と古文の重複部分を考えると、世界史と地理の方が多いだろうし、配点も多いと思います。しかし、日本史選択のメリットを挙げずに話を進めるのは、フェアではないと思います。
また、「日本史&世界史」は暗記量が多いという主張をするならば、裏を返せば暗記で対処できるということになります。社会科がどうしても苦手な人は、暗記に逃げるというのも作戦の一つに入って来るでしょう。

ということで、今回は現時点で考えている感じている科目選択について、様々な角度から書いてみようと思います。

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