1年後に東大に受かる人とは

合格する人には共通の特徴がある

今年、東大を御受験された方、本当にお疲れさまでした。
今年の受験も世間で言われている以上に、本当に厳しかったようです。今年の入試で高得点が取れた人は、本当に素晴らしい学力を持っていたと誇ってよいと思います。

さて、敬天塾にも来年の受験を希望する方々からの問い合わせが多数来ています。 いつも心から感謝しております。

受験には合格する人と、しない人がいます。 敬天塾のHPの中でも何度も書いていますが、同じ教材、同じ授業、同じ時間だけ勉強しても、成績が伸びる人もいれば伸びない人もいるし、受かる人と受からない人がいるのです。

つまり、明らかに人間には差があるし、受かりやすい特徴があれば、受かりづらい特徴があるわけです。
言い換えれば、受からない特徴をたくさん持っている人は、いくら良い教材で、すごい授業を聞いて、たくさん勉強しても受からないのです。

そこで、今回は受かる特徴と、受からない特徴をいくつか列挙してみようと思います。 ちなみに、「受かる人は成績が良い」みたいなつまらない事は書きません。成績がよくても落ちる人はたくさんいます。

 

1、頑固は原則として悪。

ハッキリ言います。
特にコツコツ頑張っている生徒には、頑固な子が多いです。そして頑固な子は成績が伸びませんし、受かりません。
頑固というのは、他人のアドバイスを聞かず、自分の意見を優先するということです。
男子にもいますが、女子にもかなり多くいます。

先生や他人から意見を聞いた時に、心の中でつい反発心を持ってしまう人は注意してください。かなり危険です。 こういう人の特徴としては
・感情で判断する
・これまでの流れを大事にしたがる(流れを変えたがらない)
・「頑固なところがある」と言われたことがある(けど、結局変えていない)

です。
自覚症状がないことも特徴的です。

但し、「良い頑固」もあります。それは、アドバイスをくれた人よりレベルの高いところで戦っている人の「頑固」です。
他人からアドバイスを受けても、感情ではなく論理的に自分の方法の方がよいと判断出来ており、かつ結果も出していることが前提条件です。 結果を出しているというのは、やや抽象的な表現ですが、偏差値65とか、模試でC判定ほどの「東大を狙えそうだ」レベルでは全く足りませんので、注意してください。

むしろ、たくさん勉強しているのに、偏差値65やC判定しか取れない場合、勉強量よりも内容に問題がある場合が多いです。

直感的ですが、「良い頑固」レベルに達している人は、東大受験生の中でも多くても50人に1人くらいしかいません。原則として「頑固は悪」だと思ってください。

 

2、素直な人の方がよいが、無条件の受け入れはダメ

逆に、素直な人は概ね良いです。

素直というのは、他人のアドバイス通りに(自分の感情とは関係なく)動ける人のことです。

ポイントは「アドバイス通りに動ける」というところ。決して「素直そうに話を聞く」とか「そうします、と返事をする」ことではありません。
先生向けに書いておくと、素直な返事をする生徒や、素直に話を聞く生徒はかわいがりたくなりますが、「行動」で生徒を評価しないと痛い目に逢います。ご注意下さい。

というのを読んでて分かりますが、先生にかわいがられる人や、優等生タイプな人には、「素直っぽく見えている人」が多いです。気を付けてください。

もう一つ落とし穴ポイントを言っておくと、素直に行動するとしても、先生の言うとおりにするだけの「傀儡」ではダメです。
操り人形になってしまったは、勉強のような頭を使う作業で高い成果を出すことはできません。
アドバイスを頂いたときに、その人の言いたいことは何か、どういう行動を求めているかなどを探りながら聞き取り、忠実に実行できなければいけません。
上下関係が厳しい部活の出身者や、「真面目なのに要領が悪い」と言われる子に多い傾向があります。気を付けましょう。

と、ここまでは性格面のアドバイスです。
もし上述の指摘に当てはまってしまった場合、徹底的に意識して変えてください。「性格なんか変えられない・・・」と思ってしまった方は、「考え方を変える」と捉えると良いでしょう。
受からない人から、受かる人になりたいなら、考え方のクセを矯正する必要があります。

さて、ここからはさらに具体的に指摘しましょう。 

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