日本史第四回

こんにちは、スタッフAです。

今回の日本史は、東大文系入試2017年第一問、2008年第一問を扱いました。
2017年第一問B
7世紀半ばから9世紀に東北地方に関する諸対策は、国家と社会にどのような影響を与えたか。その後の平安時代の展開にも触れながら。

2008年第一問A
東国は、古代国家にとってどのような役割をはたしていたのか。

事前に、参考書の解答と解説を読み込み、自分で解答を作成し、他の生徒の解答も確認してから、授業に参加します。
今回、授業中に先生から出た質問とその回答をまとめました。

蝦夷を征討し、“国外”だった東北を“国内”にすることでなにがある?
自国に歯向かう強力な蝦夷は、領土が陸続きということもあり脅威→強大な軍事力を持つ国を征討することは、国家の安定運営のためには重要だった。
(リスクを犯して攻めるのは、国土を広げる、収入を増やす、資源を手に入れるより、軍事的な側面が強いのでは?)

北海道はなぜ放っておく?

第二次世界大戦で、鈴木貫太郎や昭和天皇が戦争を終結させたいと考えていた頃、陸軍、海軍がそう考えなかった理由は?
・軍人特有の仲間の仇を取りたいという感情
・当時、軍部は徹底抗戦したいという意見が多く、首相が終戦の決断を下した場合、クーデーターなどの恐れがあった。
(このように、天皇や国家元首にとって、進行中の計画を中止するのは困難。自らの非を認めることでもある。そう考えると、桓武天皇が徳政論争の際、藤原緒嗣の意見を取り入れ、蝦夷征討と平安京造都を停止した決断は、稀有である。そのため“徳政”と評された。)

天皇の死去に伴い、固関したのはなぜ?
跡目争いでは内乱が起きることもあった。

このような先生からの質問に、具体的・論理的に回答できるように、日々、研鑽しないといけません。また、授業の流れとは直接関係がないけれど、先生の発言の中で重要だと思うものをまとめました。

・なんのメリットがあるのか、誰が得するのか、考える。
・日露戦争の時代でも戦時において馬は重要だった。
・選挙は内乱の代わりに行われる。選挙は死者を出さずに政権争いが出来るというメリットがある。
・古代の戦争は、東国を味方につけたほうが勝つことが多い。

ひとつひとつの言葉を忘れないようにすれば、それらが日本史の解法のレシピとなって、自分に定着すると思います。

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