日本史第3回

こんにちは、スタッフAです!
日本史の授業は、東大の過去問を事前に解いて提出し、名前を伏せた状態で互いに検討します。
今回は、2003年第1問、1992年第1問、2017年第1問を扱いました。解答の検討だけでなく、問題文の射程についても議論となったので触れておきたいと思います。

2003年第1問 この時代の日本にとって、唐との関係と新羅との関係のもつ意味にはどのような違いがあるか。

なぜ、「関係にはどのような違いがあるか」ではなく、「関係のもつ”意味”にはどのような違いがあるか」なのでしょう。ここには、出題者の意図があるはずです。
「関係にはどのような違いがあるか」であれば、日本と唐の関係、日本と新羅の関係を示せば事足ります。
しかし、「関係のもつ意味」の違いを求められれば、さらに深度のある解答が必要です。ぼくは、関係を示した後に「なぜそのような関係となったのか」まで求められているのではないかと考えました。
正解はわかりません。ただ、問題文の中のキーワードだけでなく、末尾にも注目しなければ、得点の高い解答は作れないと思いました。

授業中に先生から指摘された解答作成時の注意事項をまとめました。
・「中華思想」「華夷思想」の使い方に注意しよう。「中華思想の日本」ではなく、「中華思想にならった日本」程度が望ましい。
・主語は入れよう。東大入試では、書いていないことは読み取ってくれない。解答は悪意を持って減点するつもりで見られると考えたほうが良い。
・攻める答案を書くときも、守りを固めよう。常に、揚げ足を取られない解答を作成する必要がある。
・文章を短くするために句点を減らす。ただし、長くなると読みづらくなる。
・遠い指示語(例「その」)は使わないほうが良い。なるべく読みやすい文で解答することを心がけよう。
・具体的に書こう
・主観が入る言葉の使い方に注意しよう(例「国内秩序を安定させた唐が」→「安定」とはなにをもって?)。

注意されたことを忘れず、可及的速やかに良い解答を作れるようにしたいと思います。
また、授業中、問題の中で与えられた複数の資料が、ふたつの設問のどちらに関するものなのか確認されました。
これは、なんとなく資料を見ていた人間(ぼくだけ!)には答えられません。これからは、どの資料がどの問に使えるのか、必ず確認してから解答すると誓います。

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