【中学受験で決まる東大受験28】コース名に見る塾の資質

塾のチラシを読んでいると、「芝・海城・攻玉社・駒場東邦 コース」や「医学部数学基礎コース」「0から学ぶ医学部英語コース」といった類の文言を多く目にする。

だが、意味がわからない。芝の算数と駒場東邦の算数では傾向があまりに異なるし、攻玉社の理科と海城の理科は出題の切り口やレベルがまるで違う。それを一緒くたにして授業できるわけがないのである。東大受験を経験された方であれば、「東大・京大・明治・青山 コース」が如何にナンセンスなことかは御理解いただけるだろう。

医学部数学や医学部英文法といったものも、これが「慶應医学部数学」や「慈恵医学部英語」ならまだ理解はできるが、漠然と医学部英文法と言われても、そんなものはそもそもないというのが筆者の持論である。だが、生徒を集めるためには仕方がないところではあるが、テキストの表紙だけ変えて中身はどのコースでもほぼ一緒ということだけでは、なんとかやめてもらいたいというのが元受験生の立場からお願いしたいところではある。

中学受験においても、日曜特訓や土曜特訓では、しばしば複数の学校名をくっつけただけのコースが散見されるが、担当コースの講師に志望中学の傾向にあった問題はどれかと質問してみると良い。即答できなければ、その冠名の学校のことを何もわかっていないと言えるだろう。他塾や別の方策もご検討されたい。

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