2021年東大英語(総論)入試問題の研究

科目全体

【敬天塾オリジナルレーダーチャート】

【各社の難易度比較】

※敬天塾以外の科目全体の分量、難易度は昨年比です。「同程度」「変化なし」は「昨年並」に表現を揃えております。
※敬天塾の科目全体の難易度は昨年比ではありません
※設問別の難易度は全社、昨年比ではありません。
(以下、他の科目の各社難易度比較も同様です)

【2021年入試で注目したい問題はコレ!】

非常に悩んだが、第2問Aの自由英作文としたい。昨年度と比べ、大幅に易化した英作文であるが、書きやすいテーマであれば必ず高得点が取れるとは限らない。こうした時にこそ、スペルミスといったポカミスの有無が、合否の分かれ目となるものなのだ。そして、来年度は、おそらくレベルの高い自由英作文を出題してくる可能性が高い。しっかりと準備を進めたい。

【2021年入試の傾向を踏まえると、今後の対策はどうする?】

詳細な戦略は、これまでの知恵の館の記事でも詳しくご紹介しているので、そちらをご参照いただきたい。ここでは、概略をいくつかお伝えしたい。

① 処理能力を高めよ。

→ 東大英語は時間制約がものすごく厳しい。ゆえに、速読速解できる能力があると、大きなアドバンテージになる。ゆえに、共通テストの問題や、旧センター試験の長文を利用して、タイムアタックしてみるとよい。さらには、慶應経済やSFCといった超長文にもチャレンジしてみるとよいだろう。

② リスニングは今すぐ始めよ。

→ 年々、東大リスニングの難度は上がっている。聞き取りづらい発音でも聴き取る能力や、長時間聴き取れる耳スタミナが高度に求められる。そのため、英検準1級や、TOEFLなど、少しレベルの高い題材で耳トレをすることが必要である。苦手意識のある人は、Voice of Americaや英検3級レベルからでもかまわないので、聞き取れるレベルの音声を「長時間」「毎日」聴き取るようにしてほしい。

③ 答案添削はMUST!

→ どんなに素晴らしい答案を書いた「つもり」でも、相手に意図が伝わらなければ零点である。どんなに高級な単語を用いようとも、問いに答えていなければ零点である。だが、自分の答案を客観視できる受験生は100人に1人もいない。だからこそ、東大対策を熟知した指導者の添削を通じて、自分の答案の問題点を炙り出し、克服するプロセスが必須なのだ。

再現答案と成績開示を分析してわかったこと

(1)配点予測

一般に以下のように大問別の配点予測がされるが、

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