共通テストで大成功を収めるための戦略的アドバイス集

共通テストまで1ヶ月を切りました。2022年1月15日・16日に本試験が実施される共通テストは、2021年度に続き2回目となります。

2021年度入試では、本試験におけるリスニングの難化に多くの受験生が動揺するほか、追試験では従来型のセンター形式が出され本試験受験者と不平等ではないかとの批判も起こりました。

また、2021年6月22日には共通テストにおる記述式問題の導入を「断念」すると発表されました。
こうなってはセンター試験のままで良かったのではないかということにもなり、2022年度入試が2021年度を踏襲するのか否か不明瞭にもなってきています。

とはいえ、試行調査の問題も含め、しっかりと過去問探究をするべきことに変わりはありません。

では、その他にどのような点に留意して、これからの1ヶ月を乗り切れば良いでしょうか。
本稿では戦略的なアドバイスを幾つかの項目に分けて行いたいと思います。

① 共通テストで大失敗する東大受験生の典型

共通テスト(旧センター試験)であるが、東大入試の第一次試験であるにもかかわらず、例年、適切な対策を怠り、1月下旬に志望校変更を強いられる東大受験生が1000人単位でいる。
そこで、共通テストで大失敗する東大受験生について類型化を試みたい。

先ず何と言っても、過去問や試行調査の分析を怠るタイプの受験生であろう。
以下、代表的な具体例を5つあげたい。

(ⅰ) 数学は本質がつかめればどんな問題にも対応できるはずといった具合に、マーク式特有の条件制約時間制約を過小評価するケース。
1月に入ってからも二次試験対策に多くの時間資源を投下した結果、共通テスト特有のイヤラシイ誘導に対処できず、慌てることとなる。
東大模試でA判定をとるなど、学力の高い人に散見される。
その結果、1月末に志望校変更を強いられた受験戦士達は数知れず。

(ⅱ) 予想問題集だけに取り組むケース。
過去問をなめてはいないが、予想問題集であれば、きっと過去問の傾向を全て反映してくれていると性善説的に取り組むタイプの子に多い。
ただし、ここで気をつけねばならないことがある。
たとえば、学校配布のものであればレベルが抑え気味になっているものも多い。
それゆえ、これだけで満足をすると本試験との「乖離」に驚き予想外に失点をしかねない。

また、三大予備校やz会の予想問題集系で一喜一憂することにも気をつけねばならない。
難易度や出題傾向に差があることが多いからである。
あくまで過去問あっての予想問題集だということを肝に銘じなければならない。

(ⅲ)過去問をなめているケース。
上記の(ⅱ)と類似しているが、こちらは考え方からして重症なケース。
過去問は過去の遺物でしかなく、共通テストも東大過去問もたいして触れる必要がないと考え、市販の参考書や問題集にばかり手を出しまくるタイプ

だが、過去問を分析を怠った状況で参考書に辺り構わず手をつけることは極めて危険である。
たとえば、地理であれば、共通テストでは図表の読み取りやデータ分析が重要であるところ、市販の参考書や問題集では、やたら細かい地名や統計の暗記を勧めるようなものもある。
地学基礎や現代社会などクセの少ない科目ならまだしも、地理や国語といった共通テスト特有の「クセ」のある科目においては、時に予想問題集系は使用法に留意せねば害悪になることさえある。

(ⅳ) 予備校の直前講座を大量に受講してしまい、暗記や過去問演習のための時間を十分に割けないケース。
真面目系の子が陥りがちなジレンマなのだ。
不必要な講座は切るなりして、きちんと、過去問を解いて自己分析ができるくらいの時間を残してほしい。

(ⅴ)共通テスト:二次試験の比率が1:4であることから、共通テストをなめているケース。
確かに、二次試験で逆転合格できるのは事実であるが、だからと言って共通テストを軽視することにはならない。
足切り点の高い文科三類や理科一類の受験生が例年、志望校変更を強いられている事実がある。
また、0.01点足りずに落ちた東大受験生のことが話題になることがあるが、3月10日に後悔をしないためにも取れる問題はキッチリ取ってほしい。
さらには、2月に行われる私大入試の受験先を減らす意味合いでも、共通テストでの成功は共テ利用入試での成功に繋がり、2月の最も貴重な時間を東大対策に充てられる点、極めて重要なのである。

(ⅵ)共通テスト対策のスタート時期が遅いこれには、いくつかのパターンが考えられる。

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