数学4月③
こんにちは、スタッフBです。
今回も論理と証明を扱います。
数学の問題をなんとなく解くのではなく、体系的に理解して解くために必要なことをまとめています。
・なんとなく解いている人がほとんどだが
「方程式を解け」は、あるxについて成立する
「等式を証明せよ」は、すべてのxについて成立する
を理解しておくとよい。
あるxに成り立つのが方程式、すべてのxに成り立つのが恒等式。
・恒等式の解法は3つ
①係数比較法
②代入法 求めた定数を与式に代入して確認する
③代入法 n次式に対し、n+1個の数字を代入して成立すれば恒等式となることを利用する (例 xの3次式なら、4つの数をxに入れて成立すれば恒等式である)
・同義語まとめ
常に、全ての、任意の、どんな〜でも、どのような〜も
存在する、ある〜
・「kのどのような値に対しても」はkの恒等式。成立するxやyを探す
・不等式においても「ある」と「すべての」を区別して理解する。
「ある」不等式は名称がないが、「すべての」不等式は「絶対不等式」で、証明する場合は最大最小問題である。
・覚えよう
・相加平均・相乗平均などで等号成立条件はなぜ書くのか
まず、書いて損はないから必ず書いて欲しい
等号成立条件がないと、不等式が成り立つことしか示せない
等号成立条件があることで、最小値と=であることが示せる
つまり、最小値を示す必要があるから、等号成立条件を書く
・和と積で何がググれますか?
①基本対象式(x+y xy)
②解と係数の関係(α+β αβ)
③等差中項、等比中項(等差中項「1,𝑎,𝑏がこの順に等差数列である」⇔「 𝑎 が 1,𝑏 の等差中項である」 2𝑎=1+𝑏 )
・1文字固定の考え方は思っている100倍以上大事
汎用性が高く、よく使う
より数学的な用語は「予選決勝法」