東大文二の受験生が最低限知るべき6個のポイントまとめ

ちょっと間が空きましたが、東大受験が有利になる情報シリーズです。

前回の東大文一の記事と比べても、全く違う内容になると思います。

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①基礎情報

まず基礎情報ですが、

定員:353名

倍率:約3倍(つまり1050名を超えると、足切りが発生)

合格者:361名

進振り:ほとんどの学生が経済学部へ進学(他学部への進学も可能)

入試科目:外国語、数学(ⅡBまで)、国語(現古漢)、地歴(日本史、世界史、地理から2科目)

②人数が文系で一番少ないが、一番難しいというわけではない

ここまでで注目すべき点としては、定員が文系で一番少ないことでしょうかね。

文系の定員をひとまとめにすると、

文一:401名

文二:355名

文三:469名

ですから、文二が一番少ない。

と言っても、別に文二が一番入るのが難しいわけではありません。

前回も書きましたが、一番入るのが難しいのは文一です。

前回も載せた合格最低点のグラフですが、下がってるとか上がってるとかは別として、ほぼ常に文一が一番高いですね。

※2019年は文一より文二の方が合格最低点が高くなり、とても話題になりました。

ちなみに、文一、文二、文三の順で下がってますが、最近そういう傾向があるというだけで、あまり気にしなくても良いです。文二と文三の順位は変わる事がありますが、文一が頂点というのは定位置という事だけ覚えておけばよいでしょう。

あと、これまで書く機会がなかったから書いておきますが、入試の合格最低点が上下するのは、ただ単に入試問題が難しくなったり簡単になったりするからであって、東大に入り易くなったり、入りづらくなったりしたわけではありません。東大はいつも難しいと思っておいてください!

③経済学部は人気がある

さて、この経済学部、実は結構人気があります。

経済学部っていうと、一般に就職に有利って言われたりしますし、子供の頃はお金に興味がなくても、大学に入ってアルバイトをしてお金に興味が湧いたりもしますしね。

という事で、文一とか文三、理系からも経済学部志望の学生って、珍しくないイメージがありますね。

だから、進振りで経済学部が非常に高い点数になったりもします。理系で経済学部を狙ってる生徒は注意でしょう。

④経済学部は数学を使う

そしてもう一つ注意点。

経済学部っていうのは、数学を使います。

これ大学生以上では常識なんですが、受験生には非常識だったりしますので、言っておきますが、経済学部に進学したら数学が出来ないと結構困りますよ。

もちろん数Ⅲまでバリバリ使います。というかメインだと思っても良いくらいですね。高校時代に数Ⅲが嫌で文系に進んだ受験生は注意して下さいね。

かなり脱線しますが、心理学も数学が大事ですよ。僕が心理学出身ですからわかりますが心理学って統計を取ります。数学が得意だと有利ですし、苦手だと結構困りますよ。

⑤おまけ 大学院進学率が高い

あと、これは文二に限った事ではないですが、東大の特徴の一つに大学院進学率が高いっていうのがあります。

僕の時代は、文系は50%、理系は90%が大学院に進学すると言われたりしてました。文系で50%って、信じられない高さだと思いますよ。

一般には大学院まで進学した人って、かなり珍しいっていう印象でしょうけど、東大では普通です。僕は当時、世間知らずでしたから、大学院に進学しないって友人に言うのを躊躇っていました。

もし東大を受験するとしたら、大学院にいく友人もたくさんできるでしょうから、視野に入れておいた方が良いと思います。

特に、東大受験を考えているお子様をお持ちのご両親は、学費に関わりますから注意です。

文二に関しては、こんな所でしょう。良い受験生活を送って下さい!

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