小学生でも点が取れる、東大国語の問題

 

今日は、かなり久しぶりに、中学生でも出来る東大過去問研究シリーズに行きましょう。

 

前回は、東大国語は、ツーパターンのみ! という記事を書きましたね。

東大国語は、非常に特徴のある入試問題でして、

「どういうことか説明せよ」か、「なぜか説明せよ」という設問ばかりが出るという話でした。

今日はこの続きで、もう少し突っ込んだ過去問研究をしてみましょう。

東大現代文の特徴2つ

前回も書いたように、東大の解答は字数指定ではなく、行数指定です。

行内に書き終われば、何字でも良いのですが、一般的には、あまり小さい字で書いてはいけないと言われています。

行のサイズは、縦が約13.5cm、横が約8mmでで、大抵は1問につき2行与えられています。

 

このサイズの行の中に、文字を実際に書いてみると、30字くらい、多くても40字とかそのくらいになるので、普通は50字くらいでまとめる訓練をしておきなさい、と指導されますね。

(文字の大きさの話なので、教える人によっては、60字説とか70字説もあるでしょう。)

 

 

ちなみに、中学生が東大の過去問を眺めていても気付かないかもしれませんが、ネットで東大国語の分析をしているサイトを見ると、軒並み同じこと書いてあります。

主旨としては、

「短い語数で、過不足なくしっかり説明する」とか、

「簡潔にまとめる力」というような感じですね。

つまり、上記の50字とか60字というのは、出題されている問題に対して、非常に少ない語数だということです。

実際に僕も問題を解いていて、そう感じます。

では、出されている問題はどうかと言うと、中学生でも部分点は取れそうな問題がたくさんあります。試しに、2016年の東大国語の第1問の傍線部を見てみましょう。

 

(1) そのような身体反応・・・

(2) この人は・・・

(4) その力動的プロセス全体を・・・

(5) この基準を利用して・・・

そうです。

指示語だらけです。

指示語が出てきたら、直前の文章から指している内容を探そう!

なんてのは、小学生のころから訓練させられます。

 

これだけで満点が取れるわけではありませんが、部分点はもらえますから、小さい頃から記述の書き方を対策しておくのが、非常に大切だという事に気付きますね。

 

 

最後に、東大の問題文の長さについて触れて終わりましょう。

第1問の評論文で言えば、大体2500字~3000字程度の文章です。それほど、ビックリするような長さではありません。

 

むしろ、センター試験で言えば、今年は4000字を超える文章でしたから、短いと言って良いでしょう。

センターが4000字超えで20分程度で設問が5~6個(漢字を含むと6~7個)

東大は3000字弱で40~50分かけて良く、設問が5個

と比較すると、性質の違うテストだという事が良く分かると思います。

同様に、古文も漢文も、センターに比べて短いですね。

 

という事で、意外と身近に感じたのではないでしょうか?

数学や英語、理科社会と比べて、実は国語の問題っていうのは、中学受験や高校受験からそう遠く離れないのです。

シンプルに、長すぎない文章を、しっかり読み、しっかり書く訓練を怠らないことが、東大合格への道ですよ。

 

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