マクドナルドで偶然隣に座った5歳児のお蔭で、センター9割を取った話【前編】
いつもこのブログはライトな文章を心がけていますが、昨日の記事は火が付いてしまいまして、ちょっぴり本気モードの記事を書きました(笑)
というのも、僕のような無名の人間を掲載しようと決めて下さった産経新聞社さんへの敬意があったからです。あの格式と比べると、ブログと言えど軽々しく書けないなと。一生懸命書いたので、よろしければ一読して頂けると幸いです。
で、今日は受験生応援企画という事で、センター試験に関する事を書いていこうと思います。とは言っても、世間でセンター試験対策は様々語られていますから、私のオリジナルの内容という事で、ちょうど一年前の私のエピソードを披露しようと思います。
実際にこちらの記事に書いたのですが、センター10日前ほどの出来事です。
マクドナルドで会った子の話
皆さんご存知の通り、去年の私は東大受験にチャレンジしていましたが、夏あたりにセンターの足切りを軽く超えていたため、完全に舐めていました。
(87%取ったり、A判定を取ったり)
特に東大受験は、センターの点数はあまり重要ではなく、二次試験の点数で合否が決定します。だからセンターなんてどうでも良いと思って、二次試験の対策ばかり。
しかし、そんな1月4日。
センターまで2週間を切った僕に、思わぬ救世主が現れます。それは、親でもなく、妻でもなく、友人でもなく、初めて会った5歳児でした。
いや本当の事を言うと、年齢も分かりません。
ただ分かるのは、去年の1月4日に、巣鴨のマクドナルドで、隣の席に座ったという事だけです。それが、なぜ、センター9割に繋がるのか!?
その日僕は、センター試験を舐めていたとは言え、そろそろ対策をしようと思います。
まあ、どうせ余裕なんだけど、一応センター形式を解いておかないとねなんて思って、いつも勉強スペースに使っていた巣鴨のマクドナルドに向かいました。
午前9時頃に入店して、いつも通りアイスコーヒーを一杯購入。
さて、試しに国語からやってみようかな、とZ会のセンターパックを開き、解答はじめ。
この、マクドナルドくらいのザワザワ感が丁度良いんだよね~、と調子に乗っていた矢先に、事件が起こります。
隣のテーブル席に子連れのママ軍団が座ったのです。
ママが二人。そして、一人のママにつき子供が二人。計6人がペチャクチャお喋りを始めました。
隣でセンター形式の国語を解いていることなんて全く認知せず、ママたちは世間話や子育ての話に夢中になります。そして、子供は子供で店内で遊び始めたり、ママに何かをおねだりしたり、ワーワーやってます。
そしてある時、5歳くらいの女の子が、隣で集中している(ように見せかけて、完全に気が散っている)僕に興味が湧いたらしく、国語の問題をのぞき込んできて・・・
極め付けには、僕が着ていたジャケットの裾を引っ張ってきました。
これで、完全にアウト。
ママが「ダメでしょ」と制してくれましたが、僕の集中力は回復することなく、撃沈。そしてなぜかそれにペースを乱され、他の科目も軒並み点数を落としてしまいます。
国語は129/200点、絶対に鉄板だと思っていた物理も38/50点のように、点数を落としまくって、最終的には729/900点で終わります。
これには青ざめました。
何故なら、この点数では足切りに引っかかってしまう可能性があるからです。
足切りに引っかかったら、二次試験の受験資格がなくなりますから、東大合格も消え去ります。
考えに考え抜いた結果、私が取った作戦とは・・・
後半へ続く(明日更新予定!センター対策になる事も書きますよ)
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