学校の夏休み補習がめんどくさい!どう乗り切る?【地方出身東大生の受験日記・その11】

暑い夏、悪魔の補習

暑い夏がやってきました。
これまでは窓を開けてしのいできましたが、さすがにもう冷房がないと倒れそうなほど暑くなってきましたね。
冷房を発明された偉大なる先人に深く感謝を申し上げたい季節です。

そして夏といえばやっぱり夏休み!
受験生にとっては、この休みの時期にしっかり勉強しておくことが、秋冬の追い込み期の負担軽減につながります

家で冷房かけて勉強するもよし!
地元の図書館で勉強するもよし!
塾の自習室で勉強するもよし!

さあこの夏休みをどう過ごそうか…?

そんな中、僕の通っていた地方の自称進学校では、ある一枚の紙が配られました

そこには、悪魔の10文字が書かれていました。

夏休み補習のお知らせ

補習という名の通常授業

夏休み補習。
その名の通り、前期が終わってからも数週間、学校に通い続け、授業を受けなくてはなりません。

しかもこの補習、非常にタチが悪い。

「補習」と言っておきながら、成績の良し悪しやテストの点数に関係なく、全生徒がこの補習に参加しなければならないのです。

補習なので出席はありませんが、授業内容は普段通り進められます。
要は「補習」という名の通常授業なのです。

おそらく僕だけでなく、自称進学校に通う多くの高校生はこれに苦しめられているのではないでしょうか。

この補習があるおかげで、夏休みの半分くらいはほとんど学校で過ごすことになり、自分で勉強をする時間が非常に少なくなってしまうのです。

夏休みを返せ!

過去の受験日記でも書いた通り、僕は家から往復約2時間かけて学校まで通っていました。
猛暑の中、自転車を漕いで、授業のためだけに2時間。
教室の冷房はデフォルトで28度設定。そこに40人近くの汗水垂らしながら学校まで来た生徒が密集するので、暑いことこの上なし。
「節電のために28度設定順守」とか言っていますが、そもそも補習をしなければエアコンなんてつけなくていいんだからよっぽど節電になるのでは…?と思ってしまいます。

そして僕が一番謎に思っていたのは、「補習で通常授業のように授業を進める」という点です。

本来の年間授業スケジュールが、出席点を考慮しない夏休みの「補習」ありきで進んでいる現状、異常すぎませんか…?

補習はあくまで「補う」ものであって、補習ありきで授業計画を立てているのは学校としてどうなんでしょうか。しかもこれが3年間続いたので、夏休みのたびにイライラさせられていました。

本来なら夏休みのはずの2週間を補習で潰される…

心から思います。
「夏休みを返してくれ!!!」と。笑

「新たな戦略」で補習を乗り越えろ!

自称進学校あるあるを取り扱った際も書きましたが、このような学校の理不尽を乗り越えるための原則は、

①自分の勉強スタイルに反するものは適度に受け流す
②自分の勉強スタイルに合うものは思いっきり活用する

です。

そして、この2つのポイントで対処できない問題は、
多少無理やりにでも自分の意思を貫くこと」が重要です。

今回の場合、夏休みの補習が嫌だという自分の意思を貫いて全部休んでしまう、という強行手段もあるにはありますが、さすがに2週間にも及ぶ補習期間を休み続けるのは、友達や家族にも心配をかけることになります。

そのため僕が今回とった戦略は、前に紹介したものとは少し異なる新しいものでした。

それは、

「自分の勉強スタイルに反するものを、自分の勉強スタイルに合うものにする」

というものです。

…え?どういうこと?

夏休みの補習=「認知的不協和」

認知的不協和」という言葉を知っていますか?
僕はこの概念を東大に入ってから心理の授業で知ったのですが、改めて振り返ると、夏休みの補習はこの「認知的不協和」に当てはまるように思います。

認知的不協和は、矛盾する二つの認知のことを、不快に感じることをいいます。
例えば、ダイエット中にお腹が減った時、「何か食べたい」「でも食べたら太ってしまう」というように、相反する二つの思いが生まれますよね。
この苦しみが「認知的不協和」です。

認知的不協和を乗り切るため、人はしばしば都合の良い解釈をして自分を納得させます

先ほどのダイエットの例で言えば、「食べても運動すれば痩せるから食べちゃお!」と考えて食べてしまうような感じです。

補習も同じです。
「補習に行きたくない」「でも行かないと怒られるし迷惑がかかる」という二つの相反する思いに苦しめられます。

それを解消するために、とにかく補習に行く意味を無理やり作り出して自分を納得させました。

「補習に行けば、夏休み中でも毎日友達に会える!」
「友達と一緒に勉強すれば、モチベーションになる!」
「補習が終わった後、友達とご飯に行ける!」

こんなふうに、「補習に行くことにも意味があるんだ」と思い込むことによって、認知的不協和を解消していました。

この方法は、あまり乱用すると精神的にきます。
一番いいのは、「多少無理やりにでも自分の意思を貫くこと」ですが、これがどうしても難しいという状況であれば、この方法を使ってみてください!

さて、補習が終わればいよいよ夏休み。(まあ補習も本来は夏休みなんですけど…)
でも、夏休みってどういう過ごし方をすればよいのか、悩みますよね?
次回の受験日記では、受験生の夏休みの過ごし方を紹介していきます!

次回へ続く…

学校の夏休み補習がめんどくさい!どう乗り切る?【地方出身東大生の受験日記・その11】” に対して2件のコメントがあります。

  1. もち より:

    私も学校の補習が6日あって、怖くて過呼吸で行けていません。しかも…先生に連絡もしていないし、数学の補習なんですが、1番怖い先生なんです。2週間のうち3日ずつあるんですけど、そのうちの3日今休んでいます。体調が悪くて病院に行ったり、弟の病院に付き添ったりしたんですけど、どうすればいいですか?コメントなのに、対処法を聞いてるみたいですみません…

    1. 平井 より:

      塾長の平井です。
      この記事は私ではなくて過去のスタッフが書いた記事なんですが、久しぶりに連絡してみたら快くすぐに返事をくれました。
      貼っておきますので、よろしければ参考にしてみてくださいね。
      もし本当に困ったら、問い合わせフォームからご連絡いただければ、私ともおしゃべりできますのでご検討ください。
      ----------↓↓スタッフからの返信↓↓---------
      体調が優れない時は、無理をしないのが一番だと思いますし、それはもう仕方ないことだと思います。
      すでに無断で休んだ以上、先生から何か言われることがあるかもしれませんが、自分の正直な思いを伝えるのも一つの手かもしれません。それでもなおキツく当たられるようであれば、その先生は自分とは合わないかもな、と割り切ってしまうのも大事かもしれません。逆にそこで自分に寄り添ってくれる人であれば、今まで怖い先生だと思っていたイメージも変わるかもしれません。
      答えになっているかどうか分かりませんが、まずは相談してみると良いと思います!

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