地理7月①、2008年第3問,2014年第3問

こんにちは、スタッフAです!
今回は、2008年第3問と2014年第3問を扱いました。
2014年第3問設問Bでは、ドイツ、フランス、スペインのEU域内相手と域外相手に分けた貿易額と輸出品上位品目が表で示されています。

これに関して、なぜ、ドイツは貿易黒字となっているかをみんなで考えました。
ドイツは工業国である。
→つまり、技術を持っている。
→だから、輸出が強い。

そこから、さらにみんなで思考を展開します。
一方ロシアは、資源は豊富だが、技術に乏しいため加工せず、そのまま輸出している。
技術が目立って強い国は、多くない(フランス、日本、台湾、韓国、アメリカなど)。
一人あたりGNIが低い、かつ、技術を持っている国は、経済的に発展する可能性が高いかも。

授業で扱った過去問から、思考や知識を共有することで、地理への理解を深めることができます。
また、2008年第3問設問Aのオーストラリアのブリズベンとゴールドコーストで、日本人の永住者が増加した理由について問う問題に関し、永住について考えました。

人が永住したいと考える場所は?
気候が良い(温暖である)。
治安が良い。
物価が低い(今までの居住地と比較して)。
物価の変動が小さい。

価格が変動しやすい財は?
生鮮食品
石油などのエネルギー

最後に、設問Cの語群の中に、「後背地」があったので、語釈を載せておきます(用語集によっては、掲載されていません)。
「港湾や都市などの影響が及ぶ範囲」
設問では、北京より上海に長期滞在者が増えた理由を問われていました。上海が後背地であることを知っていれば、用語を選ぶことができますが、意味を知ることで、より適切に用いることができると思いました。


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