地理8月②、2008年第一問、2013年第二問
こんにちは、スタッフAです。
2008年第一問、2013年第二問を扱いました。
学んだことを整理しています。
ダムは経済活動を加速させる。
白いダム 気温が高くなると流出して、産業・生活用水となる氷河や雪。
緑のダム 多量の雨が降った際に水を蓄えて、ゆっくりと時間をかけて流す森林のこと。
インドネシアの養殖は、海藻やエビ
養殖は海岸線が重要。長いほうがよい。
中緯度高圧帯が卓越した南北回帰線上に位置する回帰線砂漠
南アフリカ カラハリ砂漠
オーストラリア グレートサンディ砂漠
サハラ砂漠
中緯度高圧帯と海岸沿いを流れる海流の影響を受けて形成される海岸砂漠(寒流→大気の安定→降雨が少なく砂漠となる)
チリ アタカマ砂漠
ナミビア ナミブ砂漠
大きい隔海度が原因の内陸砂漠
モンゴル ゴビ砂漠
中国 タクラマカン砂漠
山脈の風下側に、山から乾燥した下降気流が吹き付ける雨陰砂漠
アルゼンチン パタゴニア
アメリカ モハーヴェ砂漠
フードマイレージ 食料の輸送量に輸送距離を掛け合わせた指標。
食料の輸入が地球環境に与える負荷の把握ができる。
欠点は生産面や消費、廃棄面での環境負荷は考慮されていないこと。
バーチャルウォーター ある食料を輸入した国が、その食料を生産するとしたら、どの程度の水が必要かを推定したもの。1kg のトウモロコシ1,800 リットル、牛肉1kg は20,000 倍の水が必要だそうだ。日本は海外から食料を輸入することで、自国の水を使わないで済んでいる。言い換えれば、食料の輸入は、形を変えて水を輸入していることと考えることができ、これを「バーチャルウォーターの輸入」と言います。
バーチャルウォーターの輸入の問題と対策
問題 水が不十分な国の水を輸入することになる可能性がある。
対策 食生活を見直す。地産地消を進める。食品ロスを減らす。海水から真水を作る。汚染水を綺麗にする。
地球温暖化による気候変動
海水温上昇→海面の蒸発量が増える→雲の発生量増える→豪雨増加
内陸部の温度上昇→蒸発量増える→干ばつが進む→水不足
生態系への影響
農作物栽培環境変化(稲に実がならない)→生物生育環境変化(ホッキョクグマの絶滅やサンゴ礁白化)→マラリアをうつす蚊媒介動物生育範囲拡大→感染症の危険増加
国土への影響
氷河融解→海面上昇→海岸平野やサンゴ礁の島々の水没の危険性
気象 気温・気圧の変化、大気の状態などを表す
気候 一定期間の気象の平均的な状態
日本に輸入される食糧
チリ産サーモンやマルタ産まぐろ
アメリカ産たら切り身
アメリカ産ブロッコリー
インド産解凍えび
オーストラリア産グリーンアスパラガス
中国産にんにく
韓国産パプリカ
メキシコ産かぼちゃ
フィリピン産バナナ
ニュージーランド産キウイフルーツ
南アフリカ産グレープフルーツ
チリ産レモン
韓国の野菜の状況
農村に課題はあるが、パプリカやトマト、 なす、菊などの切り花を輸出
韓国の肥料や水やりなどの自動システムは、農産物輸出世界第2位のオランダのシステム。
輸出強化は1990年代に入ってから。 各国との自由貿易協定(FTA)交渉が本格化した2000 年代に、国策によって農地の集約化が進められた。→韓国の農産物輸出は急成長
次回もおたのしみに。
参考:帝国書院ホームページ『先生のページ』
農林水産省『「フード・マイレージ」について』
環境省ホームページ『世界の水がわたしたちを支えています。』