日本史第二回

こんにちは、スタッフAです!
第二回目の日本史の授業が行われました。
事前に、東大の過去問を与えられ、有名私塾や参考書の解説を読み込んでから臨みました。
3月から日本史の勉強を始めたぼくには、未知の単語が多く、読解に時間がかかりました。
しかし、きちんと準備してから授業を受けることで、ゼミ形式の授業にもついていくことができました(授業中に発した意見は、的から外れて、向こう側に飛んでいきました)。

今回は、東大文系2011年度の第一問白村江の戦いでの敗戦が律令国家形成にどのような影響を与えたのか、という問いをみんなで考えます。
ポイントは、与えられた資料をどのように読むのか、資料からどのような背景が読み取れるのかを考えることだと思います。

白村江の戦いのあと、新羅には中臣鎌足も天智天皇も船を贈っていた、でも唐には船を贈らずに遣唐使、百済の貴族に冠位を与えて登用していた、地方の役人である郡司が百済人を連れてきてお寺を造っていた、そのような事実は、律令制にどのように関わったかを考えました。

日本史の難しいところは、事実として判明している情報が限られていることだと思います。
断片的な情報から、論理的な解釈を導く必要があって、そのためには、豊富な知識だけでなく、平井先生の教える様々な考え方が重要です。
どちらかが欠けても、合格には至らないので、日々の研鑽を怠らないようにしたいと思います。


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