2021年 東大日本史を当日解いたので、所感を書いてみた。

地歴も頑張りました。
当日解いたので、所感をご覧ください。

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全体講評 難易度

私としては、やや易~標準程度だろうと思います。

難易度 やや易~標準

恐らく難問と言われる問題はないでしょう。
意図が分かりづらい問題は無かったように思います。

全て東大らしい問題でした。
知識よりも、考えること、歴史の流れをちゃんと掴んでおくことが大事なことが、顕著に表れていると思います。

今回は資料文が出る問題だけでしたね。
文字の分量や傾向は例年と同じです。

過去問と似てる問題も多いので、本年の問題からも、「過去問大事!」であることをわかってもらえると思います。

敬天塾ではずっと「過去問が最高の教材」だと教えているので、知恵の館の読者の皆さんは耳タコかもですが。

 

第1問

第一問から、いきなり超ド定番!

難易度 やや易~標準

「平安時代になって、藤原氏が実権を握っていくまでの流れを書きなさい」というような問題。
この第1問が一番、時事っぽい問題かなと思います。

この間行われた譲位に絡めていますね。
要するに、「皇位継承をめぐる争いやクーデターは無くなりました。なぜでしょう」という問題です。

この時事である譲位に絡めた問題は出るだろうと予想がしやすかったところ、出てきたという感じです。

藤原氏の他氏排斥や外戚戦略、摂関政治などを問われているフツーの問題でした。

なお、なんで嵯峨天皇などの平安時代が大事かを説明しますと、
嵯峨天皇が初めて「上皇」を名乗っています。
それまでは「太政天皇」だったのだけど、へりくだって「私なんで上皇でいいですよ」と。

それまでも譲位はあったけれど、譲位が慣習化、常套化したのは平安時代が顕著かなと思います。

とてもわかりやすい問題でした。

 

第2問

難易度 やや易~標準

中世の土地に関する問題。こちらもド定番ですね。

資料もたくさん与えれているので、そんなに難しくないかなと思います。

鎌倉時代の土地の所有者・管理者は誰なのか?荘園領主なのか、地頭なのか?
誰がどう管理するのか?
どう税金を取るのか?
不満があったら誰に訴えるか?
など。

普通の問題でした。

 

第3問

難易度 やや易~標準

「江戸時代に富士山が噴火して、砂が降っちゃった。どうやって災害から復興させるか」という感じの話です。

東日本大震災を意識した問題かもしれません。

幕府がどうお金を工面したか?
全国の村々から税金を徴収した?

あとは、どうやって任用したか?
誰にどういう仕事をさせたか?

といったことを読み解く必要があります。

復興するためには「指示系統、お金の使い方が大事」という東大からのメッセージを感じるような問題でした。
実際に、江戸幕府はこの時、復興に失敗しています。

よく出る幕府と経済の問題で、定番の内容が含まれていました。
災害復興の話は頻繁ではないけれど、過去問で見なくはないレベルです。
災害復興の話に見せかけて、実は経済とか人事の話なので、ある程度定番の話と言えるでしょう。

 

第4問

難易度 やや易~標準

定番ではないけど、難しくはない。
東大らしいと言えば、東大らしい問題です。

設問は華族令の話です。
貴族院と華族、誰を華族に入れるか入れないかといった話。
有名な話ですが、衆議院と貴族院を創るときに、華族令が制定されました。

設問Bは、高橋是清の話。
1924年に衆議院に立候補するのですが、その時にわざわざ、わざわざ華族の戸主を辞めるんです。貴族院議員も辞して隠居する。そうしないと、衆議院に立候補できない。という資料を読み取る問題でした。

資料からある程度のヒントを得て、自分で知識や考えを補充して書く問題です。

ちなみに、高橋是清はデフレを脱却させた首相だから個人的には好きな人物です。

ちゃんと憲法のルールに則って、正々堂々と戦った姿勢を見せたことが読み取れるので、東大はそういう政治家を求めているのかもなぁとも思いました。

 

まとめ

講評としては、あんまり面白いことが書けない普通の問題でしたね。
過去問の大切さがわかっている方には、易しかったと思います。

なお、毎度書いていますが、即日の講評なので、分析が甘いと思います。
もし歴史の知識や事実関係で間違いがあったら、すみませんがお知らせください。
ちゃんとした講評は3月初めの知恵の館(予告はこちら)をご覧あれ。

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