東大古文の読解を有利にする方法、参考書レビュー一覧付【個別の有料販売】

※2021年4月の【今月の特集記事】のバックナンバーです。

弊塾にご提供いただいた再現答案を分析して、以下のことがわかりました。

2021年東大入試(『落窪物語』の車争い)は、「深い古文常識」を知らない人にとって難解でした。主語の記載が少なく、主人公側と相手方で敬語有無の違いもなかったので、主語を誤解する人が多かったようです。

「今年だけ、たまたま難化」したのでしょうか?

東大教授の中には「昔の東大生は有名な古典作品は高校生までに一通り読んでいたのに」と嘆いていらっしゃる方もいるそうです。

また、東大入試は「受験テクニック」が通用しない、深い教養を求める傾向があります。

今後も「深い古文常識」を知らないと読解しにくい問題が出題される可能性は、十分にあります。

では、どんなことを知っていると読解しやすかったかというと、

①車争い(お祭り見物で場所の争い)が古典のあるあるエピソードであること。

源氏物語にも出てきます(六条の御息所が生き霊となって、光源氏の最初の正妻である葵上を殺した原因が車争い)。
力づくで、場所を奪ってしまうこともあります。従者が勝手にやり過ぎてしまうことも。
相手の杭を抜くという描写は見かけません(執筆者が読んできた車争いの話にはなかったです。もしあったら、教えてください)
※主人公の味方側が力づくで相手を押しのけることに違和感を覚えて、主語がわからなくなった受験生がいました。
※場所を奪うではなく、杭を抜くと書いた受験生が複数いました。

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