地理の記述答案で求められるレベルの考察材料

知恵の館ではこれまで、東大が求めている記述答案のレベルと、受験生のレベル(つまり、塾や予備校などの教育機関のレベル)とに乖離があるのではないかという前提のもと、様々な情報発信をしています。

これは、東大側が模範解答を公開せず、受験生の得点開示のみでした情報が分からないということが原因となっています。

特に、世界史や現代文の記述答案のレベルに関しては、その乖離が大きくて指導されたとおりの答案を書いても高得点が見込めないという考察結果があります。
一方で、理系科目や古文漢文、地理に関しては、現時点でそれほど高いレベルが求められているわけではないだろうと判断しています。

それはなぜかというのは、脇においておき、今回は「地理」において、その証拠となる材料を紹介します。

東大側が、記述答案例を提案した箇所がある

実は、東大の過去問を見ていると、時たま東大側が作成した模範解答のような記述がみられることがあります。
以前、「東大国語の採点基準に限りなく迫る、この1問」という記事でその一旦をご紹介したことがありますが、今回は「地理」においてご紹介します。

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