国語10月①2001年漢詩

こんにちは、スタッフAです。
今回は2001年の漢詩を扱いました。
2000年以前は、漢詩が毎年出題されていたそうです。東大は、漢詩が好きなんですね。
2009年、2011年、2016年にも出題されているので、そろそろ出題されるかもしれません。

塾長のお知り合いで、本を隔月で上梓している方が、文章の書き方についてこんなふうに言っていたそうです。
「本の初めや各章の一行目は10文字以内。」
→名文は、一行目だけが印象に残るから。

「文章は短く」
→リズムが出るから。

作文や執筆が苦手な方は参考にされてください。ぼくも、意識するようにします。

今回の授業も、事前に過去問を解き、答案をみんなで共有して、検討して、それぞれの意見を述べました。以下、先生や生徒の意見をまとめています。
2001年漢詩
(三)
Bの文章からAとの違いを見て要素を拾うべき問題
→そうすると、「已に」「宿へて」とあるので時間経過を表現すべきである。
※宿・・・もとから、以前からの意

茵、蓋は比喩なので、設問に答えるときは、座敷や屋根は書かないほうが良い。
たしかに、「どんなありさまを読み取っているか」と書かれているので、比喩をそのまま残さないほうがいいと思いました。

(四)
GoogleMapで調べると、蘇小小の墓の近くには湖があるそうです。
川でもなく水でもなく、湖の音だった可能性がありますね。調べてくれた生徒は「墓の移転や人工湖の可能性もあるので」というエクスキューズも添えてくれました。東大受験生の聡明さに触れた瞬間でした。

(五)
未練があるから鬼火になるので、「労」をその光を失っていると訳すのは誤りであるという意見と詩の最後に「晦(暗いの意)」があるので、鬼火はもう消えているという意見がありました。
どちらも論理的で甲乙つけがたいです。みんなで検討しているから出た、素晴らしい意見だと思います。

(六)
想像力を掻き立てる、悲壮感を出すなど読者に言及した意見しかなかったが、作者に関する効果に言及する意見があっても良いという意見。
例えば、「通常と異なる形式は、作者の高い技術を示す効果」など。
作者側に言及するのは冒険ですが、間違いとは言えないと思います。

作者の伝えたいことから考えると良いという意見もありました。
作者は悲しみを伝えたい。
→形式にもその思いがあるはずである
このように周辺情報から考えるのも、答案を作成する上で大切なポイントですね。

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