国語11月①2012年第4問

こんにちは、スタッフAです。
今回は、2012年第4問を扱いました。ここ20年の東大入試の中でも特に難しい問題だったようです。
設問(二)は、傍線部を何度も読み返しても理解ができず、2019年のM-1のかまいたちさんのセリフと重なりました。

かまいたち山内さん「おれがもし、謝ってこられてきてたとしたら、絶対に認められてたと思うか?」

わけがわかりません(笑)
今回も、事前に答案を作成して提出し、共有して、互いに意見を出し合いました。以下、授業中に出た意見をまとめています。

全体について
文中の言葉を寄せ集めて答案を作ることが難しい問題。
全体を通して抽象的だが、本文中のどの部分を選んでまとめるかは明確で、点差がつきづらいのではないか。
「どういうことか」という設問は頻繁に出題されるが、「なぜか」は珍しい。さらに、(三)のように「説明せよ」は非常に珍しい。
出題者、筆者、受験生、誰が一番偉いか?ぶっちぎりで出題者。
国語の2行問題の文字数の目安は、90字程度。林先生は70字を推奨している。

(一) について
ひとり遊びの大切さは言及するべき。
なぜ、ひとり遊びが大切なのかも入れたい。
胸を衝かれたから傍線部アをしたので、答案には「胸を衝かれた」を入れたい。

(二)
「しんしんと」について言及している答案が少ない。
「充足感」という言葉は入れるべき。

(三)
傍線部には、時間を表す言葉がないのではないか。
見える景色から、ゆっくりと流れる時間を読み取っても良い。
自然の中に包まれているような表現がもっとあっても良い。
自然の中にいるからこそ、未知の世界に出会っていく。
情景を問われているが、東大は景色そのものを書く問題を、漢文ならともかく、現代文では用意しないのではないか。よって、子供の気持ちなどを書くべき。一般的に、歌では、景色や見えたものだけを詠む。そこから、登場人物の心情や様子を読み取ることができる。今回の設問も、解釈を含めて答案を作成するべき。

(四)
「ずっと」は子供の頃から現在に至るまでを指し、答案に差がつかなかった。
「ひとり遊びの世界の住人」は、筆者の人生と仕事どちらで表現しても良い。
傍線部に「私は」とあるので、答案に「筆者は」と入れるべき。

上記のような意見が出ました。
考え方はそれぞれですが、優秀な生徒が集まって意見を出し合うことで、自分に足りない部分を補い、誤っている部分を修正することができます。今回もとても有意義な授業となりました。

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