日本史12月2019年、2018年、2012年、2009年、2007年第4問
こんにちは、スタッフAです。
2019年、2018年、2012年、2009年、2007年第4問を事前に解き、答案を共有して、お互いの良いところや悪いところを指摘しました。
2019年第4問
記述の要素としては、戦争の影響、貿易の状況、国内の需要とその背景、制作や国際的な環境、技術の発達とその担い手、労働者の状況などがあります。
また、東大が公表している情報では、Bの問題は、朝鮮戦争に触れない解答も想定できるようです。
こちらの記事でも紹介しています。
その場合、日本国内での銀行設立や水力発電の開発、政府主導の造船、製鉄などについてまとめる答案が考えられます。
2018年第4問
Aは内地雑居→排斥→開国和親の方針を示すといった流れを記述する問題でした。西園寺公望の対処を文末でどのようにまとめるのかが、やや難しかったように思います。
Bの問題に関連していくつか学んだことを列挙します。
「愛国和親を唱えた教育勅語」は良い表現。
日本国憲法を「民主主義的」と褒めるのはとても良い。
「教育基本法」は好まれるワード。
「国民の精神生活を縛ってきた教育勅語」は上手に悪口を言っていて良い。
「教育勅語は基本的人権を損なう」なども良い。
東大は教育勅語が嫌いであることを覚えておこう。
2009年第4問
都市の失業→失業者が農村に帰った「帰農」を覚えておこう。
2007年第4問
1945年まで、他国を侵略するのは良いことだった。
答案では、自由民権運動や護憲運動は、積極的に褒めるべき言葉。
「事変」とは宣戦布告せずに、戦うこと。国際法上、挑発行為を行われた場合は、戦闘を開始して良い。
国際法では、宣戦布告から条約締結までが「戦争」と定義されている。それ以外は「平和」。