地理5月② 2010年第1問

こんにちは、スタッフBです。

2010年第1問を解いて、互いの答案を検討しました。

とある生徒の答案、それに対するコメント、問題全体へのコメントをまとめました。

 

1カリバダムは乾燥地域に水資源を供給し、クラスノヤルスクダムは豊富な降水を活かして発電を行なっている。

洪水や気候について書いてない。

ダムは、治水と利水が目的。

 

2中部地方は急峻な山脈が多いため河川の勾配が急で流速が速く侵食が大きい。中国地方は比較的なだらかで流速が遅く侵食が小さい。

良い。

 

3土砂の堆積でダムの容積が減少すると、洪水の危険は高まり、水資源の供給も減少する。また、土砂の供給が減り海岸が後退する。

良い。

 

4

C。森林は降雨開始後、一定時間は水を蓄え続け、流出開始後は一定の水量を長い時間をかけて緩やかに放流する。まあ、鉄砲水や洪水、土砂災害などを防止する効果もある。

 

5

冬季に成長した積雪や氷河は、暖かい季節になると融解し少しずつ流出するため、渇水時の水資源として重宝されている。

役割を答える問題なので、「重宝されている」は不適切。

 

第2問

a1ウーフィリピン、エーインド

2経済的な結びつきが強く近距離の中国がイ、歴史的関係が深い親日国で近距離の台湾がア、貧困層が多く出稼ぎが中心のインドがエ。

中国と台湾をまとめて短くし、インドとフィリピンの差異を書くべき。

 

3都市型観光や買物が楽しめ、交通の利便性も高い東京、豊かな景観やスキー、特産物を使った食事が楽しめる北海道。

訪日外国人消費動向調査2019によると、台湾人の訪問都道府県は、大阪、東京、千葉、京都、沖縄の順。

 

4

一人当たりGNIが高い日本と異なり、国内の経済格差が大きいイは海外旅行者数が少なく、旅行者は自国より物価の低い国を選択する。

「物価」でよいのではないか。経済格差と海外旅行者数が少ないことは因果関係ない。物価が低いからといって旅行先として選択しないのではないか。

 

B

1A-ソウル、B-東京、C-北京、D-台湾

Dは台北の誤り。

 

2ソウル。政府機関を他都市に分散させ、未開発地域で工業開発を行ない、住宅関連規制を施行して人の移動を促し、新たな雇用を生み出して地域格差是正に努めた。

読みづらい。首都と地方でやっていることを明確に。

 

3産業は農業や工業が中心であったが、技術集約型のIT産業を積極的に推進し、他国より低い賃金水準と高い技術を活かして国際競争力を高めて躍進した。

意図している時代が古い。農業と工業は「軽工業」が良い。

この時代、賃金は上昇している。

 

第3問

1企業のジャストインタイム方式の導入によって、目的地や集配時間の柔軟な自動車の利用が増加し、高重量製品を製造する素材型産業の隆盛と衰退に伴って内航海運の利用は変化した。

要求されている産業の変化について書いていない。

 

2

電力を用いるため環境負荷が小さいことや輸送コストが低いこと、配送時間が守られることを理由に利用が増加している。

輸送コストは以前から低いので、言及しなくても良いのではないか。

 

B

1国際的な自動車会社の関連工場が近接し、自動車や関連部品を輸出している。

2イはコンビナートが林立しており石油や金属などを輸入している。エは食品や軽工業品などを大都市に供給する役割を担っている。

苫小牧といえば、製紙パルプ。

 

Ca-ルール、b-エルベ川、c-ザクセン、d-ミュンヘン、e-ベルリン

間違いが多い。勉強したい。

 

2港湾に近く、複数の工業地域が繋がってメガロポリスを形成しており、雇用や都市の利便性を求めて人口が増加した。

(ウ)の路線でこのような特徴が生じた理由を答える問題だが、答案の主語は「路線」になっていない。

 

3日本は中央集権的で東京一極集中の傾向が見られるが、ドイツは連邦制を採用して都市機能を分散させているため複数の都市が発達、各都市の人口規模も近似している。

 

今回の問題に関連して、日本政府観光局2020年データを集約しました。

 

在留外国人(万人) 

   総数 留学 家族滞在 永住

中国 78  12         8            27

韓国 43  1    1           7

ベトナム42  7             2          2

フィリピン28  0.2       0.3   13

ブラジル21 0.05     0.08     11

台湾 6   0.7       0.2            2

アメリカ6  0.2       0.4            2

インド4   0.1        1   0.6

 

2019年 訪日外国人(万人)

   総数 観光 商用

韓国 560 500       30

中国 950   850       40

台湾 500   460       10

フィリピン60  50       3

インド17       7           6

アメリカ170 140     21

 

2018年 日本人の訪問者数(万人) 目的不明

中国 270

韓国 290

 

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