2021年東大国語(第ニ問古文)入試問題の研究

2021年東大国語第二問(古文)『落窪物語』

講評

第2問の古文は落窪物語からの出題である。注釈がふんだんに付いているとはいえ、主語の特定に難儀した受験生も多かったようである。文章のテーマ自体は、古文ではよくある話であった。

当日解いた所感

「落窪物語」からの出題。主人公と敵側の対立のシーンが描かれています。

文章量はそれほど長くはないのですが、主語を読み取るのが難しいです。
「これは主人公側の行動?それとも敵側?」と、混乱した受験生もいたかもしれません。

また、今回の文章には注釈が多く付いていて、一見優しそうに見えるのですが、実はその注釈で説明しきれていないんですね。
斎院、御達、一条の大路、蔵人、先払いなどは、注釈を読んでも「なんじゃこりゃ」となってしまった方もいるのではないでしょうか。

古文常識の重要さを痛感する問題でした。

また、「領(りゃう)ず=領有する、所有する」という日本史選択であればわかる言葉が設問に絡んでいたりして、日本史選択には嬉しい問題設定だったかもしれません。

再現答案と得点開示を分析して気づいたこと

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