2021年東大文系数学(第二問)入試問題の研究
2021年東大文系数学第二問 集合と場合の数
講評
難易度 (1)は標準、(2)はやや難~難
第一印象が最悪!!!嫌いです。
何が嫌って、問題の設定に具体的な部分が一つもなく、定義が全て抽象的な概念で書かれている。
こういうの、数学が苦手な人の中には「読むのが面倒だから解かない」みたいな人がいるようですが、気持ちは分からないでもないです。というか、私は個人的にはそっちに属しています。
面倒ですが、とにかくN=5か何かを代入して、具体的な数字にして条件を考えていくと、とりあえず書き出せそう。抽象的で難しいものは、具体的な数字を代入して具体化した上で、ゴチャゴチャいろいろ試してみましょう。
すると(1)はN通りになるっぽいとわかります。ここまではぜひたどり着きたいところ。
しかしここからがやや難しいポイント。「これ、どう書く?」
他科目にも通じますが、東大の問題では何となく答えはわかるけど、どう表現すれば説得力が出るかが難しいものが多いです。これもその問題。「N通り」という結論だけでなく、どう記述するかまでは、次の苦労です。
(2)も原則として同じ問題。しかし場合分けを丁寧にしなければなりません。そして、記述の仕方まで難しいのも共通。これも、他の予備校の難易度判定より難しい判定にしておこうと思います。
当日解いた所感
難易度 (1)は標準、(2)はやや難~難
次は、第二問。
まず、第一印象が最悪!!!
嫌いです。
何が嫌って、問題の設定に具体的な部分が一つもなく、定義が全て抽象的な概念で書かれている。
こういうの、数学が苦手な人の中には「読むのが面倒だから解かない」みたいな人がいるようですが、気持ちは分からないでもないです。
面倒ですが、とにかくN=5か何かを代入して、具体的な数字にして条件を考えていくと、とりあえず書き出せそう。
抽象的で難しいものは、具体的な数字を代入して具体化した上で、ゴチャゴチャいろいろ試してみましょう。
結局、(1)はN通りになるっぽいんですが、これをどう記述するかが、次の苦労。
(2)も原則としては同じような解法で出来るのでしょうが、ちょっと考察時間が足りないので、2月27日くらいからアップされていく、解説記事をお待ちくださいませ。
解くのに時間がかかるし、(2)は難しいしで、コスパの悪い問題でした。
(1)だけ確実に解ければ、合格レベルに達したと言ってよいかもです。