東大の足切りラインを最も正確に予想する方法【2025年版】
(編集部注)例年、大好評をいただいている敬天塾塾長による「足切りの考察」を今年(2025年)も1月27日頃から掲載していきます。
以下のリンク先に更新していく予定です。
いわゆる「足切り」とは、東京大学の入学者選抜における第1段階選抜(共通テストの得点における選抜)のことです。合格者のみが2次試験を受験できる制度となっています。
(出願中は毎日更新!)東大の足切り出願速報、ライン予想、結果の考察など【2025年版】
本記事は、東大の足切りライン予想をする前提となる情報をお伝えするものです。
予想記事の前にお読みいただくことをお勧めします。
2025年から東大の倍率が下がり足切りラインが上昇することが予想されますが、どのくらいになるか試算を出しています。
試算はこちら
私の予想に対する態度を知りたい方は平井の足切りライン予想の仕方についてもご覧ください。
目次
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東大の足切りラインは予備校予想よりも正確に予想できる
こんにちは。自称「日本一、東大の足切りラインをねちっこく追っている男」です。
共通テストが終わったら次は出願!でも、自分の点数で大丈夫かな?と不安な方も多いでしょう。そこで、この記事では、予備校予想よりも「正確に予想できる」足切りラインを予想する方法について解説しようと思います。
「正確に予想できる」と明言する根拠はというと、、、
ゲームに強い人は、ルールを熟知している人である
というどこかの誰かの言葉があります(知っている方、教えてください)。まずは、ルールを理解しましょう。
実際の足切りライン予想は、共テから1週間後の月曜日から始めます。すでに、更新予定の記事は立ち上げていますので、
こちらの記事(東大の足切り出願速報と足切りライン予想【出願期間中は毎日更新】【2025版】)
をブックマークしておいてください。
昨年までの足切りライン
ちなみに、これまでの東大の足切りラインの基礎情報はこちらのグラフをご確認下さい。
予備校の足切りラインは外れるのが当たり前
さて、まず大前提の情報ですが、予備校の足切りラインは外れます。
例年、1次試験の翌日に全国の受験生が学校や予備校に集まって自己採点をし、予備校各社が数値を回収しています。
そして、2~3日中に大学合格判定サービス(リサーチ)が発表されて、その中に東大の足切りラインの数値予想も入っているという流れです。
しかし、残念ながら予備校の足切りラインは外れるのが常識。
なぜならば、予備校の足切りラインを見て出願するからです。ラインが高ければ出願を止めるし、低ければ出願するというように動きます。
では、予備校の足切りライン予想よりも正確に予想するには、どうしたらよいのでしょうか?
東大の足切りラインを最も正確に予想する方法
では、本題。
どうやって、足切りを正確に予想するかですが、仕組みは簡単。足切りライン予想には「後出しジャンケン」する方法があります。
それは、東大に届いた願書の数の情報を、毎日チェックする事です。
東京大学は、届いた願書の数を毎日HPに更新してくれます(休日以外)。これをチェックして、出願数を多ければ避け、少なければ出願すればよいのです。
今年は、昨年(2024年)に比べて東京大学の倍率が下がることが発表されました。つまり受験資格が与えられる人数が少なくなります。
例えば、文科一類で言うと、昨年度は定員401人に対して倍率が3.0倍だったので、受験資格が与えられたのは1203人でしたが、
今年は1003人ですので、東大を受けられる人が200人減ることになります。このため足切りラインが高くなると予想されます。
また、共通テストが900点満点から1000点満点に拡大されます。そのため、去年までの予想がそのまま使えなくなります。
本HP上では、例年足切りラインの速報や予想をしていますが、倍率に対する超過人数によって試算を出していこうと思います。予めご了承ください。
メリットとデメリット


検証結果




web出願ですが、いくらホームページを探してもやり方がわかりません。どこのサイトから出願するのかもしご存知であれば教えて下さい。
募集要項をよく読んでください。
https://www.u-tokyo.ac.jp/content/400200766.pdf
募集要項にここから出願と書いてあります。
https://sak-sak.net/app/utippan
共通テスト自己採点が601点でした。
文1を受験したいのですが、無理でしょうか?
あきらめて、別の大学を志望した方が良いでしょうか?
それとも、まだ受験できる希望を持っていても良いのでしょうか?
すみませんが、「〇〇点なら大丈夫でしょうか?」というような質問は、毎年全てお答えしておりません。
これに答えるということは、完全に私の主観で答えるしかなくなってしまいますので、避けております。
「まだ受験できる希望を持っていても良いのでしょうか?」という質問に対しては、過去の足切りがなかった年もあるわけなので、可能性はゼロではないと思いますよ。
いよいよ始まりますね。
理1では二次に進める人が昨年より約220人減るので、理1から理2に鞍替えする受験生が多いと個人的には思います。足切り食らうとその時点でゲームオーバーですから。
足切り予測はいつごろから出していただけるんでしょうか?
例年、出願締め切りの直前に出しております。今年でいうと、2月3日か4日になると思います。