東大現代文 第1問の考察
こちらの記事でも書かれていますが、国語の授業で2013年の現代文を扱いましたので、こちらに考察結果を一部公開します。
まず、大前提。
東大の文系科目の点数の取り方で、最も分からないことは「採点基準」です。
これに関しては、ネット上で書けるギリギリの範囲までこちらの記事に書きましたのでご覧いただくとして、、、
国語に関しては、日本中の猛者たちが集まる東大文系入試でも、ほぼ全員が120点中80点未満で終わってしまうという難関。
でも、中には100点や110点を超える人もいるらしいのですが、何をどうしたら取れるかは分からない。
そこで多くの受験生が、手に入りやすい教学社の25か年や駿台の青本25か年を購入し、解説を読んで、なんとなく分かった気になるところからスタートします。しかしこれだけでは何とも心もとない・・・。
文系科目全般において「これが満点答案だ!」いうものをお目にかかることはできません。しかし、満点答案に迫ることはできるはず。そういう前提に立ち、多くの答案例を並べ、分析・考察するのが敬天塾のスタイルです。
塾長はもちろん、生徒も1つの問題について何かしらの「模範解答」とされているものを多数目を通しそれぞれを比較する。
これにより、初めて各答案の良さと悪さが出てきます。
では、以下、授業内で扱った資料です。(合計12ページあります。ダウンロード・印刷可能です。)
注意)
・受講している塾生全員が、全力で採点基準を考えた結果、自分なりに採点をしているものです。必ずしも正しい採点基準ではありません。
・まだ5月の授業ですから、生徒たちも未熟なところがあるというのを前提にご覧ください。そのため、生徒たちが高評価を下しているからと言って、本番で高い得点になるとは限りません。
・塾長の個人的な考察ですが、様々な理由から、サンプル答案の中には、非常に高得点で採点される答案が混ざっていると考えています。