東大の足切り出願速報、ライン予想、結果の考察など【2023年版】

東大の足切り出願速報と足切りライン予想

東大の足切りラインを最も正確に予想する方法を元に、東大が発表する出願数と考察、過去データから予想される足切りラインを、出願期間中に毎日更新しています。

考察に使えるような各種データは、こちらに貼ってありますので、必要に応じてご覧ください。

アメブロでは、足切りに関する個人の意見を好き勝手書いてます。

2022年分は、こちらです。

東大の足切り出願速報、ライン予想、結果の考察など【2022年版】

2/14 ついに足切りライン発表!平井の予想は当たったのか!?

さあ、足切りラインが発表になりました。まずはいつも通り、画像を貼りましょう。

 

まず、点数を見た所感ですが、文系は軒並み低い水準。500点未満というのは共テ割合55%未満くらいで良いということですから、やはり低いですね。
合格者は700点超えている人がほとんどになるでしょうから、2~3科目くらいマークミスしても通ってしまいます(笑)
いよいよ2次試験勝負の要素が強まった感じがします。

理系は、理Ⅱだけ独走状態に入って、どうなることかと心配しましたが、蓋を開けてみると711点。
予備校予想を超えてきたのも驚きですが、700点未満だろうという予想もチラホラ見かけたので、予想外だったという人も多いのではないでしょうか?
とはいっても、受験者定員より420以上多いですからね。厳しい戦いだったと思います。

理Ⅰは543点ですが、これも低水準。
理Ⅲは640点ということですが、ここ数年の中では最高値ですね。倍率が下がって(つまり受験資格をもらえる人が減って)足切りラインが上がってしまったことも影響があるでしょう。

さて、私の予想が当たったのかというと、こちら。

ちょこちょこ外れてはいるのですが、ほぼピッタリと言ってよいのではないでしょうか?(自画自賛?)
本人も、ここまで当たるとは思ってなかったので、ビックリです。

文系の400点台は、比較できる前例がないというのと、低得点者の得点は予想できないというのがあるので、これでも近い方な気がします。
また、ここだけの話、これだけ低い点数でまとまっているので、僕の予想の価値はほぼないでしょうから、怒られないかなという気も。
文Ⅲの足切りナシも、予想通りと言ってよいと思います。もしかしたら、数名切られているのかもしれませんが、点数的には事実上のナシとみなしてよいと思います。若干名の超過なら足切りがなくなった過去があったのですが、恐らく踏襲されているのだと思います。

一番注目度が高かった理Ⅱは、ピッタリ範囲内に収まりました。最後は勘で当てずっぽうだったのですが、当たって良かったです。(ちょうど真ん中くらいだし)
理Ⅲは10点外れちゃいましたね。予備校予想がかなり高かったので、怖かったんですが、まあ概ね当たりかなと。
理Ⅰは逆に10点くらい下回って予想してしまいましたね。これも文系と同じで、下回るときは予想しづらいので、こんなものかなぁという気がします。

ひとまず、速報でこの記事をアップしたいので、簡単ではありますが、ここらで終わりにします。(詳しい考察はまた今度)
今年もたくさんの方が、この記事を読みに来てくださいました。本当にありがとうございました。

更新情報はTwitterなどで流します。東大受験に関する情報や、過去問の解説記事、授業や教材なども置いてありますので、
気になる記事だけでもどうぞお読みくださいませ。

 

2/3 全科類で足切り発生が確定!ただ、理Ⅱと理Ⅲ以外は低そう。

最終日の数字が発表されました。

 

文系

文系は結局、3つとも倍率を超過し、足切り発生が確定。ただし、全部合わせても60人程度なので、被害は軽微だと言えるでしょう。
文Ⅱが倍率に対して29人超過していますが、過去のデータからみると、これはわずかな人数です。おそらく500点前後くらいにとどまるのではないでしょうか。

文Ⅰは23人超過。これも当然わずかな人数なので、足切りは低いままでしょう。去年が72人超過で520点でしたから、これより下がるかもしれません。(ただ、去年の方が共テの得点が低いので、そのバランスがどうなるか、というのが気になります)。まあ500点前後としておきましょう。

文Ⅲは、なんとたったの5人超過。これくらいだと、足切りはナシかもしれません
というのも、過去に数人の超過しかなかった時、足切り者が不在だったことがありました。おそらく、試験会場に全員収まってしまうから、足切らなかったということなのだろうと想像していますが、いずれにしろ、かなり低いでしょう。
文Ⅲは、超過人数と足切り点の相関が低いということを以前発表しましたが、さすがに超過が5人だけなら、低くなると思います。
ただ、文Ⅲは例年足切りラインがやや高めだということもありますので、発生した場合はやや高くなることも想定して、ナシ~550点としました。(でも、足切られた5人の最高値が550点なんてこと、あるかなぁ。もうよくわからないです。)
また、文Ⅲに出願したうち5人以外は、足切りを通過することができるというのが確定しました。この5人の方はお気の毒ではありますが、文Ⅲ出願者はホッと一安心してよいと思います。

ということで、今日の予想ラインは
文Ⅰ:500点
文Ⅱ:500点
文Ⅲ:ナシ~550点(上限はよくわからない)

となります。
一応予想を出しましたが、出願数が少ない場合は、ブレる可能性が大きいです。特に文Ⅲの上限は550点としましたが、400点台の可能性もありますし、ココはあまり予想しても意味がないように感じました。

理系

最後の1日で、やっと理Ⅱの出願が収まりました。さすがに最終日まで待った人は、私の情報や他の方の情報を見て、足切りを避ける傾向が強かったのでしょう。
理Ⅰと理Ⅲはまあまあ数字が伸びましたね。昨日の時点では、理Ⅰの足切りがないかもしれないと言いましたが、最後に伸びたので足切り発生確定!
しかし、わずか50人の超過で済んでいるので、相当低いラインで収まるのではないかと思います。過去1番低いということは、過去データがあまり使えないということなので、当てずっぽうではありますが、550~580点としておきましょう。

理Ⅱは35通だけ増えて、424名超過で終了。これは過去最高の数字なので、またまた予想が難しいのですが、去年の数字を参考に考えてみましょう。
まず、去年が363人超過で646点でした。今年は424人超過ですから、646点よりは上になるでしょう。さらに、去年より今年の方が共テの点数が上がっているという事実もあります。ということは、700点くらいなのかなぁと思うのですが。
しかし、センター時代には、200人や300人の超過で720点ほどの足切りラインになっている例もあります。
超過人数が少ない場合は、極端に低い点数のような外れ値の人ばかりが足切られるのですが、400人以上となると、まともな点数の人まで食い込んでくる可能性がありますからね。
ということで、高めに見積もると730点くらいまで上がる可能性もありそうな気もします。
もう、わけわからないし、決めてもないので、かなり困ってます。最後の最後に弱気発言を残しておきます。

理Ⅲは倍率が下がってしまったので、これまた難しいのですが、120人の超過は過去データと比べてもかなり多い方なので、高くなるかもしれません。例年600点くらいで収まっていることを考えると、600~630点くらいなのかなぁと思います。

まとめると

理Ⅰ:550~580点
理Ⅱ:700~730点
理Ⅲ:600~630点

としました。
では、私の予想と予備校予想を横並びにした画像も貼っておきましょう。当たるかな?

さて、毎日更新にお付き合いして下さり、ありがとうございました。私に記事を参考にしてくださる方もいらっしゃるようで、恐縮です。
ただ、この足切り関連の内容は、完全に私が1人でやっていることでして、集められる情報も、参考にできるデータも非常に限られれています。なんなら、読者の皆さんと同じ情報しかないなかでやっているので、私の予想値なんて意味のないといってもよいかもしれません。そんな中楽しみにしてくれる方がいらっしゃって、とても幸せなことでございます。

この数字が当たるかどうかですが2月14日の発表を待たなければなりません。最終確定値が出たら、「平井の予想は当たったのか?」というような内容で、また記事を更新しますので、どうぞまた遊びに来てください。

では、しばらくさようなら。東大受験をされるかたが、ちゃんと実力を発揮して、悔いの残らない受験になりますようお祈り申し上げます。

最後に、このサイト内には、東大受験に関する情報をたくさん掲載しています。赤本など、普通はお金を出して買って読むような東大の過去問の解説記事も無料で掲載しています。(例えば、2022年の解説記事はこちら)。
東大に特化した授業や教材はなかなか市販で手に入らないため、映像授業やpdf資料などで東大対策用の様々なものも販売しております。ご興味のあるものがありましたら、ぜひご覧いただけると幸いです。

 

2/2 理Ⅱがまだまだ爆走!予備校予想より数十点高くなる可能性がある!?他科類でも、ほとんど足切り発生確定っぽいぞ。

文系はまだまだ横並び。

文系は3つとも仲良しさん。はじめ文Ⅰが少し多くて、文Ⅱが少なかったですが、現時点ではほぼ横ばい。
足切り発生は、まだ3つとも確定してないけど、文Ⅰはあと6人、文Ⅱは16人、文Ⅲは19人で倍率に到達するので、本当にもうわずか。
例年、ここから数十通伸びるから、3つとも足切り発生になるでしょう。但し、足切りラインが高くなるかと言われれば、そうではなく。仲良く低い水準になるのではないでしょうか。

共テになってからの3年間でも、あまり差がありません。文Ⅰ、文Ⅲは3年とも大差なし。文Ⅱは少し上下がありますが、そもそも足切りが低かったので別に気にならないでしょう。

現時点の予想値としては、

文Ⅰ:550弱
文Ⅱ:500未満
文Ⅲ:550~580

くらいかなと。文系は低くまとまりそうなので、大きな荒れはないまま終わりそうですね。

 

理系はばらついた結果に・・・

やはり、理Ⅱが爆走中。なんと過去最高値を更新
このままだと、700点超えも濃厚で、もしかしたら730点くらいまで上がるかもしれません。
センター時代よりも多い出願なのに、センターよりも共テの方が得点層が下がっているから、予想が非常に難しいです。

理Ⅰもやっと伸びてきて、倍率まであと25通というところまで増えました。最終日でも数十通くらいは伸びるので、足切り発生は確定でしょう。
ただ、ラインが高くなるかというと、それほど高くならないだろうというのが、現時点の予測。

理Ⅲも昨日から数字を大きく伸ばして、なんと倍率を大きく超過。現時点で、81人文超過しているので、600点とかそこらまで足切りラインが上がる可能性がありますね。

ということで、理系の予想はこんな感じ。

理Ⅰ:600未満(どこまで下がるか不明)
理Ⅱ:730~750?
理Ⅲ:600~630

ちょっと理Ⅱの予想を高くし過ぎたかもしれませんね。
共テで高得点層が少なくなっているらしいので、その分もう少し低くなるかもしれません。
理Ⅱは昨年の比べて80通くらい多いわけですけど、去年が646点ですから、まだ700点未満になる可能性もあるにはあるので。正直よくわからんです。

 

2/1 理Ⅱ足切り発生確定!理Ⅲもほぼ確定!文系は相変わらず均等

まずは注意喚起から。

本日が消印有効日です。地方の方や、天候が気になる方は、必ず今日中に郵送しましょう。

文系は相変わらず均等。やや文Ⅱが不人気。

文系は、相変わらず均等に増えている感じ。だから、昨日までと同様、文Ⅱが一番低いです。
一方、最初は文Ⅰが人気でしたが、文Ⅲが追い付いてきた印象。どちらも2.7倍を超えてますので、足切り発生確定までもう少しです。

「どうにか足切りナシになってくれ・・・」と願う人も多いことと思いますが、そんなあなたに悲報。過去データを参照すると、今日から最終確定値まで、200~300通増えることもありますから、3つとも足切り発生になる可能性は、まだ十分にあります。今日が消印有効ですから、さすがに博打に出なければならない局面と言えるでしょう。

現時点の予想値としては、
文Ⅰ:550程度
文Ⅱ:ナシ~500未満
文Ⅲ:600強?

といったところでしょうか。
昨日と比べて、3つとも低い予想値となりました。文Ⅲがやや高いのは例年通りとして、やはり全体的には低い水準でとどまりそうな雰囲気です。

 

理系は、理Ⅱが足切り発生確定。700超えの可能性アリ。理Ⅲもほぼ確定。

昨日の時点で理Ⅱの足切りがほぼ確定していましたが、今日で100%確定。なんと、昨日から250通も集まりました。これは予想外。もっと理Ⅰに集まるかと思いましたが、僕の発信力がないことが証明されました(笑)

冗談はさておき、理Ⅱは人気ですね。センター試験時代とほぼ同数の出願が集まっています。共通テストになって、やや点数は下がると思うのですが、こうまで出願が集まってしまうと、高めの予想をせざるを得ません。

一方で、理Ⅰは超不人気。過去最低なのは当然として、去年までと比べて200通以上少ないです。本当に足切りがなくなるかもしれません。
過去データで見ると、今日から確定値まで、200通程度しか増えていませんから、ギリギリ倍率内に収まってしまうかも。昨日以上に、足切りがない可能性が高まりました。

理Ⅲは順当に増えてます。あと10通程度で足切り発生が確定しますから、もう目前。明日には超えているのではないでしょうか。

ということで、現時点の予想は
理Ⅰ:ナシ~600点未満
理Ⅱ:700強
理Ⅲ:550

理Ⅱだけ突出していて、ちょっと怖いです。

今日の記事はニュース性が高く、質よりスピードだと思うので、ここまで!
雑感などは、後ほどアメブロで書こうと思います。ではまた。

 

1/31 理Ⅱ人気が止まらない!理Ⅱ志望は注意!理Ⅰは足切りないかも・・・。

今日は時間通りに発表されましたね。良かった良かった。

まず文系ですが、昨日までと同じ傾向で、文Ⅰ~文Ⅲまで均等に増えた感じ。倍率も、文Ⅰ~文Ⅲでほぼ横ばいです。
出願初日からずっとこの傾向でしたので、分かりやすい!この後、どこか1つが突出する可能性がなくはないですが、まあこのままなのではないでしょうか。

但し、昨日から今日で、文Ⅱの出願もそれなりに増え、過去2年の数字を超えました。過去2年、文Ⅱは事実上足切りがない状態でしたが、今日になって発生する可能性が出てきましたね。
でも、まだ低いと思います。

文Ⅲは、昨日から大きく数字を伸ばし、共テ史の中で最高の出願が集まっています。ということは、文Ⅲは過去2年より少し高めの足切りになるかもしれませんね。ただ、文Ⅲは不思議ちゃんで、出願数との相関が低いという謎現象が起こります。だから、正直よくわかりませんw
出願数と足切りラインとの相関係数に関する記事はこちらです。)

今日の予想ラインですが、
文Ⅰ:550~580
文Ⅱ:500~550
文Ⅲ:600~630

文Ⅰが下がり、文Ⅱと文Ⅲが上がりました。

次に理系。
理Ⅱの出願が鈍化するかなと思いきや、まだまだ勢いがあります。なんと昨日から今日で、理Ⅰより増えました。
そして、倍率3.50倍に対して、3.43倍まで迫っていますから、理Ⅱの足切り発生は確定と言ってよいでしょう。あとは、どこまで上がるかというフェーズに入りました。このペースはセンター試験時代に迫る勢いで、700点近くまで迫る可能性が高まりました。

一方、理Ⅰは過去最低ペース。
あと500通ほど願書が届かないと足切りになりませんが、9日目から500通増えたことはほとんどありません。
ということは、理Ⅰはなんと足切りがなくなる可能性すらあります。
こうなったら、かなりの大どんでん返し。去年は理Ⅰの方が合格最低点が高かったですが、今年は逆転する可能性もあり得ます。

あまり、出願先を促すようなことは書かないですが、さすがにこうなってしまうと、今後足切りを回避したい人は、理Ⅰへの出願一択だと言えるでしょうね。

そうそう、私の表で、理Ⅲの倍率が変更されたことが反映されていないというご指摘を受けました。(入力したつもりだったんですが、すみません)
今日の表から倍率3.0倍に変更しておきました。それを踏まえて考察したとしても、ここから50通や100通は増える可能性があるので、理Ⅲの足切りも発生するでしょうね。でも、理Ⅲは毎年随分低い水準ですから、あまり高くはならないのではないかと思います。

ということで、今日の予想。
理Ⅰ:ナシ~650点?
理Ⅱ:700点
理Ⅲ:550点

最後に、宣伝しろと言われたので、去年の現代文の第1問の映像授業です。
鵜飼哲「ナショナリズム、その〈彼方〉への隘路」の映像授業約60%OFFのキャンペーン中!

現代文に関しては、映像授業の前に無料の解説記事もかなり充実させているんですが、実際の答案の書き方や高得点の取り方などは映像授業内で解説しています。
高得点の答案や、求められている基準など何年も相当研究したので、ぜひご覧ください。

 

1/30 注意!!大きな動きがありました。

週明け、大事な更新日です。大きな動きがありましたので、なるべく出願をギリギリまで待ちたい人は注意してください。

文系は、文Ⅰ人気が激しいぞ!

文系は文Ⅰが人気。これは先週末から同じ動きですが、さらに加速した印象。
文Ⅰは高得点者層が出願するのが伝統ですから、自信がある人はさっさと出願してしまっているということでしょうか。一方で、真逆の方向性の推理もできるのがややこしいです。というのも、文Ⅰは2年連続で合格最低点が一番低くなりました。
この考察は割愛しますが、いずれにしろ「なるべく受かるところ」を選んで文Ⅰを選んでいる人が多いということも言えます。なお、後述しますが、理Ⅱ人気も同様の考察ができますから、もしかしたら「科類なんか知ったこっちゃねぇ」という受験生が多いということの証左かもしれません。

文Ⅱと文Ⅲは、土日をはさんで大きく数字を伸ばしましたが、昨年並み程度に落ち着いてます。共通テストになってから、出願数が明らかに少なくなったのですが、最も少なかった初年度(2021年)と比較して、去年と今年は、ほぼ同数。

ということで、現時点の予想足切り点は、過去データと比較すると

文Ⅰ:550~600点
文Ⅱ:450点(事実上ナシ)
文Ⅲ:600点

といったところでしょうか。先週の予測と比べて、文Ⅰが少し上がったくらいで、大きな動きはありません。
なお、このままボチボチ足並み揃えて伸びていくと、文Ⅰ~文Ⅲ全部で、極めて低い足切りになる(事実上の足切りナシ)ことも十分あると思います。どこか1つが突出するのかが見どころですね。

 

理系は、理Ⅱに極端に殺到している!理Ⅰ・理Ⅱともに気をつけろ!

そして、理系は文系より大きな動きがありました。とにかく理Ⅱへの出願が多い!!
いや、理Ⅰも土日で相当、出願が増えているんですよ。でも、それを上回るくらい、理Ⅱが多いです。今年はずっと理Ⅱが人気でしたが、その傾向がさらに増した印象です。先ほども書きましたが、合格最低点が低いからなのか、何なのか分かりませんが、これは黄色信号と言ってよいでしょう。

さて、今後予想されることとしては、このまま理Ⅱがぶっちぎってそのまま最大出願数になるシナリオもあるのですが、「理Ⅱが多いんだったら、理Ⅰに出そう」という人が急増するシナリオも、可能性が高いと思われます。具体的には、今日の数字を見て、明日郵便局に駆け込み、2月1日には理Ⅰが急増しているという感じ。

特に、今日から明日にかけて理Ⅱへの出願が400通以上集まると、明日の数字で理Ⅱの足切り発生が確定になる可能性があります。例年、8日目から9日目にかけて、300通以上増えますが、多ければ400通集まることもあるため、可能性としてゼロではない。こうなると、明日の17時に3.5倍を超えてしまいます。
この数字を見てからでも、明後日の出願は間に合ってしまいますから、理Ⅰへ出願する人が殺到するというシナリオも濃厚。例年、どこかの科類で、シーソーゲームになりますが、今年は理Ⅰと理Ⅱでしょうか。

その競争を横目に、マイペースなレースを続けているのが、理Ⅲ。
まあ、理Ⅲは元々特別なところなので、あまり理Ⅰや理Ⅱと比較しても仕方ないのかもしれませんが、とにかく理Ⅲは年々出願が遅くなっている印象です。

今日時点の出願数から算出すると、

理Ⅰ:700点
理Ⅱ:680~700点
理Ⅲ:500点未満?(事実上ナシ)

くらいでしょうか。

先週の予想と比べて、理Ⅰ理Ⅱともに、大幅に予想数値が上がりました。

まとめ・その他

web出願になった初年ということで、どうなることかと思いましたが、やはり土日をはさんで出願が殺到しましたね。
1日目のフライング出願ができなくなって初動が遅れましたが、土日をはさんで例年と同じ動きに復活!今日からは例年と数字を比較して意味のある動きになるのではないでしょうか。

ということで、現時点の考察としては、web出願は初動は遅れるけど、終盤には大きな影響を及ぼさない、ということでいかがでしょうか?

 

1/27 メチャクチャ増えたぞ!!!そろそろ注意しよう!

昨日の時点では、週明けまで増えないと思ってたのに、今日になって増えましたね。驚きました。

まず、備忘録として書いておきますが、東大の資料の更新が20分ほど遅れました。理由は分かりませんが、待つ身としては「もしかして出願が殺到しているのかな」と思いましたが、案の定。相当増えてます。

原因としては、大安効果??
あとは、出願先を家族会議していて、やっと決まってきたとか?いずれにしろ、やっと数字がそろってきたので、私も予想の数字を出してみましょう。
一応断っておきますが、過去データと比較しているだけで、僕が個人的に持っている情報なんか一切反映させてませんので、大した予想ではありません。また、今後変動する可能性は大です。そういうことを踏まえて、あまり参考にせず、ご覧くださいね。この記事を元に出願して失敗しても、責任は一切負いません。

まず、文系。
文Ⅰ人気は継続中。出願数としては、例年並みの水準まで増えてます。特に、共通テストになって以降の2021年以降はほぼ同数なので、こうなると、現時点での予想としては、550点程度ということになるのでしょうか。

文Ⅱは2021年と2022年の間の数字。2021年は足切りナシ、2022年は435点ですから、現時点では事実上の足切りナシと予想されます。

文Ⅲも、まだまだ少なめ。傾向としては、文Ⅰと同じで、ここ3年とほぼ同数です。ということで、予想は600点くらいとしておきましょう。

次に理系。
理Ⅰは、まだ過去最低の出願。ということは、足切りはまだまだ600点くらいの予想になります。ただ、さすがに例年に比べて少なすぎるので、さすがに確定値が600ということにはならないでしょうね。もう少し上がることを想定して待った方が良いと思います。

理Ⅱは、他の科類と違って、ここ4年で最大値。
予想はここ数年より高めに設定すべきということで、650点ほどとしておきます。

理Ⅲは、まだ少ないですね。多分かなり様子を見ているのでしょう。予想は500点ほどとしておきます。

さて、文Ⅰと理Ⅱが人気なのですが、これは去年の合格最低点が低いからなのでしょうか。
そもそも、どこに出願しようか迷っている人は、志望する科類が強くない人ということだと思います。とすると、なるべく受かりやすいところを選ぶということで、合格最低点が低いところへ出願すると。
まあ、僕の仮説の1つにすぎませんけど、とりあえずこんなことも書いておきましょう。

昨日は、「週明けまでどうせ増えない」とか書いてしまったので、恥ずかしい限りです。

 

1/26 理Ⅰ少なすぎ!週明けの数字に大注目!

さて、今日も予定通り更新されましたので、ご覧ください。

 

例年と比べると、文Ⅰだけが少し少ないくらいの水準で、他の科類はかなり少ないままですね。
特に理Ⅰの少なさが目立ちます。

そもそも、ここ数年で出し渋る傾向があったのに、web出願でさらに拍車がかかりました。
東大の出願期間は、月曜日からスタートして2回目の金曜日まで。つまり12日間なんですが、始めの1週間って、もうあまり意味がないんじゃないかと思ってしまいます。

恐らく、このまま明日の数字も少ないままなので、注目すべきは週明けの月曜日の数字でしょうね。
例年、2回目の月曜日(8日目)が大事だって言っていますが、今年は特に大事です。何しろ、初動が遅すぎるので、前半の数字が意味を成しませんから、後半に行けば行くほど重要度が高くなります。
恐らく、8日目以降は、毎日の数字に大きく意味が出てきて、文Ⅰ~Ⅲと、理Ⅰ~Ⅱの駆け引きが激しく行われるでしょう。

足切り回避したい人は、我慢して今は静観。
週明けの数字を見て、頭を使えば良いので、今は勉強に集中しましょう。

 

1/25 やはり、初動は遅い!去年までの数字は、もはや意味がない!?

今日も出願速報が更新されましたね。

では、まずいつも通り、画像をどうぞ。

昨日に引き続き、文Ⅰと理Ⅱがやや人気が高い感じですね。
しかし、他の科類も、ちゃんと出願数が増え、それほど差がなくなった印象。やっとレースがスタートしたという感じです。

それにしても、web出願のお陰で、出願がかなり遅いです。
例年より1日遅れているとみなして、数字を追ってみてみると、ちょうど比較できるくらいです。理系は例年並みくらいの数字になり、文系は文Ⅰだけ突出します。こう考えると面白いものの、出願期限は同じなので、どこかでドカッと大量の出願が来るはず。これがいつ到来するのか、今後気になるところですね。

あ、そうそう。
昨日から、アメブロで出願速報に関する雑感や本音の部分なんかをタラタラ書いてます。良かったらこちらもどうぞ。

今日は、これくらいしか触れるところがないので、早めに終わりましょう。また、明日をお楽しみに!

 

1/24 2日目更新!web出願の影響で、初動がかなり遅いぞ!

2日目の数字が出ました!

まず目を引くのは、数字が少ない!全科類で過去最低のスタートです。
普通、共テが難化すると警戒して初動が遅れるわけですが、今年は共テの影響ではなく、web出願のせいでしょう。
早くても、昨日の朝9時にwebで手続きして書類を送るわけですから、東大に到着するのは今日。要するに、2日目の数字は初日に出願して人の数字ということでしょう。

文系では人気は文Ⅰ。文Ⅱは不人気で、38通しか出願がありません。
理系では、理Ⅱがやや人気。理Ⅲの出願は母数が少ないので何とも言えませんが、まだたったの3通(笑)。まあ、あまり気にしなくてよいでしょう。理Ⅲの数字は勝手に伸びるはずです。

要するに、今年は例年とは全く違う動きをしています。
共テの難易度が落ち着いたので、足切り予想も楽かと思ったら、web出願がかなり影響してますね。
来年以降もweb出願が続くでしょうから、今年の数字はベースになります。新たな歴史の第一歩ということで、しっかり観察していきましょう。

今年も毎日、ここに更新していきますので、どうぞ遊びに来てください。

なお、足切りや出願に関する情報を集めています。ご協力いただける方は、弊塾問合せフォームTwitterのDM、などからお寄せください。
よろしくお願いします。

 

1/23 初日から東大が出願速報をアップ!例年とは違う動きだぞ!

どうもこんにちは。自称「日本一、足切りをねちっこく追っている人(自称)」です。
今年も出願期間がやってまいりました。楽しみにしてくださっている方も多いコンテンツですので、張り切って毎日更新していこうと思います。

この記事を見ると、どの科類に出願が集まっているのか、どの科類で足切りラインが低くなりそうかなどが分かるようになります。まあ、分かるまでは出願期限ギリギリにならないといけないのですが、それでも突破できるなら良いですよね。ということで、どうしても東大を受けたいけど、共テで満足な点数が取れなかったあなた!ぜひ、毎日の更新をお楽しみになさってくださいね。

さてさて、早速東大が例年とは違う動きをしてきました。
初日の数字はアップされないこともあるのですが、今年は初日から更新!(こちらよりご覧ください
ただ、全科類0人でした(笑)

 

例年は、フライングで出願する人がいて0ではないんですが、web出願になってフライングできなくなったってことでしょうか。
私としては、ここが一番気になるところ。web出願になって、どういう変化が起こるのかも私なりに考察して発信していこうと思いますので、実際に出願した方や書類をそろえた方は、ぜひその時の感想などコメントで教えてください!

最後に、予備校の予想も貼り付けておきましょう。
難化が激しかった去年に比べると、数字が高いですね。当たり前ではありますが、センター時代に揺れ戻ってきている気がします。

 

どんな問題が出るのか分からなくて、暗闇の中で受験した2021年、激しく難化して荒れた2022年に比べて、今年はいささか落ち着いた共テでした。
しかし、東大の出願方法が「近代化」してweb出願へ。これによって、どのような変化が起こるのでしょうか?

かつては情報がなくて、足切りになるかどうか賭けに出て、結果として足切られてしまう受験生がたくさんいました。一生懸命勉強してきて、運頼み。しかも受けられないとなると、悔しさのやり場がないでしょう。
しかし、情報を得て、足切りをうまく回避してくれれば、そのような悲しい思いをしなくてもよくなります。

また、足切りを回避する受験生が増えれば増えるほど、日本の受験システムが健全に機能します。
敬天塾は、東大合格者をたくさん輩出するレースをしたい塾ではありません。日本の教育をちょっとでも良い方向に向かわせたいために作った塾です。
足切りの速報記事なんてアップしたところで、私が今みている生徒の点数が上がるわけではありません。でもなぜやるかと言えば、日本の教育の前進のため。そして、敬天塾のような塾や予備校が1つでも出てきてくれることを願っているためです。

共通テストのシステム自体に色々問題や文句もありますが、そう言っているだけでは何も変わりません。受験生が勉強した汗を、足切られて無駄にせずに、ちゃんと合格に結び付けて大学で発揮してもらった方が絶対良いわけです。せめて、勉強してきた力を発揮しましょう。

そのようなことを願い、今年も本稿を更新していこうと思います。


東大の足切り出願速報、ライン予想、結果の考察など【2023年版】” に対して17件のコメントがあります。

  1. 東大志望 より:

    東京大学前期に出願したいと思っているのですが、何日の何時までに出せば受理されますか?書留速達郵便や消印についてはよく分かっていません。

    1. 平井 より:

      コメントありがとうございます。
      まだ今年のルールを確認してないですが、例年のルールであれば書留速達で出して、締切日までに到着すればよいですよね。
      つまり、お住いの地区から出して、締め切り日に到着する日が、知りたい日時ということになると思います。

  2. 匿名 より:

    毎日有用な情報を更新していただきありがとうございます。

    29日更新の号外記事についてですが、リンク先にある郵便局のHPによると速達郵便への影響は無いようですから出願書類も普通に予定通りに配送されているのでは…と思います。
    ご確認いただけたら幸いです。

    1. 平井 より:

      コメントありがとうございます。
      郵便局への確認は、まだしていないのですが、警戒するに越したことはないので、まずは情報提供を、という趣旨です。
      速達に関しては、確かに影響ないと書かれていますね。

  3. 匿名 より:

    11:00時点のものに差し代わっているようです。

    1. 平井 より:

      教えて下さり、ありがとうございます。
      お陰で、記事を更新できました。

  4. 共通テスト大大大失敗理二受験生725点 より:

    725点です。来週の月曜日に足切りの概算を出していただくことはできますか?

    1. 平井 より:

      数字次第ですね。
      余りにも数字が少ないと予想できないですし。
      あとは、予想といっても、過去データと比較するだけなので、別に僕が独自に持っている情報を踏まえたりはしません。
      多分、ご自身でやっても大差ない数字になると思うので、やってみてください。

  5. 今回は匿名で より:

    ちょっとお伺いしたいのですが、今年の表に、去年2022年の最終確定出願数が全科類入っていないのは何か理由があるのでしょうか?

    1. 今回は匿名で より:

      ご対応ありがとうございました。

  6. 匿名 より:

    理1が少ない一方、2/1時点で 東工大志願者が昨年より増えている

    1. 今回は匿名で より:

      今年は予備校の予想足切り点が高かったので、早々に見切りをつけて東工大に出願した理1志望者が多かったんでしょうね。
      逆に理2の足切り予想点は理1より低めだったので、生物化学の得点調整で20点近くの加点を得た受験生は後押しされた気持ちで出願したんじゃないかな。

  7. 共テ失敗文カス文I志望@来年本気出す より:

    共テで大ゴケしたポワイ、ワンチャンに賭けての文科二類出願。
    この記事を信じて足切り事実上無しを祈願します。

  8. 今回は匿名で より:

    このサイトの情報を参考にして2月1日に出願し、無事足切り通過できました。ありがとうございました

    1. 平井 より:

      それは良かったですね!おめでとうございます。残りわずかですが、2次試験の対策も頑張ってくださいね。

  9. 通りすがり より:

    先生の予想を活かすことができませんでした
    2/1の駆け込みで応募者が一気に増えるのではないかと怖くて第一希望の理一に出願する勇気が出ませんでした
    倍率がどんどん上がっていく理ニに出願
    残念ながら5点足りず足切りになってしまいました
    自分の身に降りかかって初めてこの制度は
    果たして学生のためになる制度なのか
    努力して頑張ってきた学生に最後は運任せの試練を与えるなんて…
    共テでしっかり点数を取らなかった自分のせいですが 第一志望を貫いていたら2次試験が受けられたのにと思うと悔しくてたまりません
    どうにもなりませんから前に進むしかないです

    来年度以降の皆さんへ向けて先生も大変だと思いますが予想続けてください
    本当にありがとうございました

    1. 平井 より:

      それは、大変残念でした。
      今年は予想が非常に難しかったので、お力になり切れずすみません。
      東大の都合としては、キャンパスのキャパシティの問題や、採点の手間などを勘案して、最大限受験者を受け入れようという姿勢なのでしょうが、
      受験生の努力をちゃんと発揮させられる仕組み作りも大変なのだと思います。
      この度は、私の記事をお読み頂きましてありがとうございました。
      今後のご活躍を応援しています。

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