敬天塾presents 東大入試直前期 合格ポイント集 世界史編

〜東大入試直前期に注意すべき点・出題予想〜
多くの受験生が太刀打ちできないであろう分野をご紹介します。

東大世界史において満点を取る戦略については、すでに映像授業【東大世界史 戦略編】東大世界史で満点を取った講師による特別授業などでお伝えしてきました。

(東大世界史戦略編)

映像授業【東大世界史 戦略編】東大世界史で満点を取った講師による特別授業

それに加えて、2023年度入試で世界史50点を奪取された合格者による過去問実況中継解説もこれまで何本かご提供して参りました。

2023年東大世界史(第一問)入試問題の解答(答案例)と解説~50点合格者による実況中継~

2023年東大世界史50点合格者インタビュー

2022年東大世界史(第一問)入試問題の解答(答案例)と解説

この記事も合わせてご参照することで、自信をもって東大入試に臨めることでしょう!

 

① 最新の出題傾向

2020年度入試では、東京大学のみならず、大阪大学でも出題形式を大きく変えたことで話題となりました。東京大学では「初めて」史料を分析させる問題を出題したのです。

2020年は世界史が高校課程で必修ではなくなり、代わって、歴史総合なる科目が新設された節目の年でもありました。

新しいもの好きの東大にあって、最新のトピックや潮流に合わせてくるとは予想しておりましたが、まさかドンピシャで来るとは驚きました。
と申しますのも、実は、2020大論述のテーマは、歴史総合の教科書の探究コーナーにそのまんま載っているのです。

大論述概論の講義でも申し上げましたように、「最新の」教科書や資料集はぜひ入手するよう心がけてください。

新たに設けられた特集記事や補訂された内容に思わぬ「宝」が埋まっていることがあります。
2020大論述につきましては、映像授業でも詳細な解説をしておりますので、ぜひそちらもご参照ください。

(2020大論述映像授業)

映像授業【東大世界史 大論述対策講座9】2020年第1問〜東アジア世界における国際秩序の変容〜

2021 年度入試では、コロナ禍の影響を受けた現役生を配慮してか、1995 年大論述のリメイク版である古代地中海周辺史が出題されました。
過去問探究をしっかりしてきた受験生にはサービス問題でした。
以下の映像授業なども是非ご覧ください。

(1995大論述映像授業)

映像授業【東大世界史 大論述対策講座6】1995年第1問〜文明の交流と対立〜

◆2021 年東大世界史(総論)入試問題の研究

2021年東大世界史(第一問大論述)入試問題の研究 

コロナ禍で高校での学習に支障が出た現役生に配慮したように思われる 2021 年度入試とは打って変わって、2022 年度入試ではトルキスタン大論述という現役生や多くの浪人生が盲点とする中央アジア史をテーマにした大論述が出題されました。

従来通りの出題形式であり、資料読解が要求されることもありませんでしたが、テーマに頭を痛めた受験生が多くいました。

もっとも、大阪大学や京都大学で近年内陸アジア史は問われていましたので、世界史研究者のブームであることは容易に予想できました。敬天塾の直前講習でも取り扱っておりましたので、ドンピシャで予想が当たりました。

なお、詳細な分析や50点合格者による解説記事もぜひご参照ください。

◆2022 年東大世界史(第一問)入試問題の答案例と解説〜50点合格者による精緻な分析〜

2022年東大世界史(第一問)入試問題の解答(答案例)と解説

2023年度入試においては、地図読み取りの問題が1992大論述以来30年ぶりに出題されました。
テーマも政治体制という東大頻出の分野でした。

この年の東大世界史で50点を奪取されて現役合格を果たされた方の再現答案や詳細な過去問分析を敬天塾ではご提供しておりますので、ぜひ東大教授に好まれる答案の書き方を学ばれてください。
コツさえ掴めれば、短期間で一気に点数の底上げが期待できます。

(2023東大世界史大論述50点合格者による分析〜再現答案付き〜)

2023年東大世界史(第一問)入試問題の解答(答案例)と解説~50点合格者による実況中継~

そして、いよいよ皆様がご受験される 2024 年度入試に話を移すとしましょう。

どのような出題形式が出されるかは不明瞭ですが、2020や2023のような資料読み取り型が出されても怖気つくことなく冷静に対処できるよう過去問を徹底的に分析してください。

それに加えて、2010年頃より、東京大学では羽田教授のもとでアジアから見るグローバルヒストリーの重要性を問うています。それに伴い、アジア・アフリカ・太平洋といった非西欧地域からの出題頻度が飛躍的に高まっています。

こうしたトレンドに対応していない一昔前のテキストで勉強されている方は、19〜20世紀の西欧史にヤマを張る傾向にありますが、くれぐれもご注意ください。

なお、敬天塾の映像授業でも東大世界史の過去問を通じて高得点奪取の極意をご案内しておりますので、ぜひ併せてご検討ください。

(映像授業 東大世界史対策)

映像授業コース(旧オープン授業)【東大世界史】

 

② 心がまえ

19〜20 世紀にヤマを張ればなんとかなると言われていた大論述ですが、2017 年には唐突に古代帝国比較史を出題してきたりもしました。

他科目では、数学で 2017 年に出題されたことが皆無に等しいベクトルが出題され、2018 年には毎年必ず出ると言われていた確率の問題を出題しませんでした。

英語では、2011 年には第 1 問(C)を出題してみたり、2018 年にリスニングの選択肢を5 つに変更したりと形式変更はどの科目にも見られます。

冷静に読み解けば、多くの「配慮」が散りばめられていることに気付かされますが、直近の問題傾向にだけ脳を順応させてきた受験生ほど動揺し、頭が真っ白になる傾向にあります。

如何なる状況を前にしても不動の実力をつけるための方法は映像授業や合格の呼吸シリーズなどでご紹介しているので、併せてご活用ください。

 

③ ここが出る(かも)!

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