東大古文・漢文オススメ過去問(2010年以降)

「知恵の館」の読者様から、「東大古文・漢文オススメ過去問を教えてください。」というご依頼をいただきました。

敬天塾では東大古典は1980年代以降の過去問を研究しているのですが、今回は多くの受験生が問題や解説を入手しやすい2010年以降にしぼってセレクトしております。

「やりっぱなし」の3演習より、「きっちり身につけた」1演習の方が有意義!

闇雲に多くの年度の過去問を解くのではなく、1つ1つの演習の効果を高めていただきたいです。
そのためには、どのような勉強方法が良いかは今から間に合う古文・漢文 対策法に記載しております。

さらに詳しく、授業動画で勉強方法を学ぶにはオープン授業【東大古文 学習法&主語把握・記述演習】(2021年『落窪物語』・2017年『源氏物語』)もございます。よろしければ、ご利用ください。

どの問題集を使うと良いか

東大古典の過去問が載っている問題集はいくつか出版されていますが、鉄緑会の『東大古典問題集』がダントツでオススメです。
10年分載っているのですが、受験間際の方は数年分だけ解いて解説を読むのでも学びが多いです。

※鉄緑会の解説を読むのは結構骨が折れます。くじけそうな方は、自分が読んだ際の解釈と同じ部分はザーッと読んで、自分の解釈が間違っていた部分だけじっくり読むと良いですよ。

特に資料編にある「古文単語集成」は活用しましょう。
市販の古文単語帳には載っていないけれど東大で出やすい単語を知ることができます。

東大古文オススメ過去問(2010年以降)

90年代以降のジャンル別出題頻度は「物語」→「説話」→「歴史物語」の順なので、「物語」多めで選んでいます。
なお、ある程度難しめの年を選んでおります。

①2021年『落窪物語』

直近の傾向をまず押さえておきましょう。割と難しめです。

②2015年『夜の寝覚』

スタンダードな文章・設問です。

③2017年『源氏物語』

難しすぎて心折れるかもです。でも『源氏物語』は1992年・1995年・1998年にも出題されているのでチャレンジしておいた方が良いです。
難しすぎる設問に関しては、解けなくても気にしないで良いので、解ける設で減点がない記述ができるようになりましょう。

④2011年『十訓抄』

代表的な説話集です。『十訓抄』は1994年・2001年にも出題されていています。
記述が難しいので、解説を熟読しましょう。

⑤2018 年『太平記』

「歴史物語」の文章も読んでおいた方が良いと思い、選びました。
和歌の設問は典型的です。

東大漢文オススメ過去問(2010年以降)

①2021年『霞城講義』

直近の傾向をまず押さえておきましょう。難しめです。漢文の評論文はこの問題のように俯瞰して読む必要があります。俯瞰・対比を意識しましょう。

②2016年『蘇軾』

漢詩は要注意です。東大は、80~90年代(文科の国語大問が7:現代文3・古文2・漢文2)の時期は、20年間で16回も漢詩が出題されていました。
2000年以降は5年に一度ほどです。そろそろ出題されるかもしれません。

③2019年『明夷待訪録』

2021年の問題と似ており、読解が難しい年です。俯瞰して読むことと、差がつく設問(多くの受験生が解きやすい設問)で句法力・語彙力を発揮できるかどうかがポイント。

④2014年『資治通鑑』

典型的な物語文です。こちらにて授業記録が無料で見れるので、解いた後に参考までにご覧ください。

 

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